オレンジ色の大阪環状線「103系電車」10月3日に引退 回り続けて48年(画像18枚)
JR大阪環状線を約48年間にわたり走り続けてきたオレンジ色の103系電車が、2017年10月3日に引退します。
前面展望映像で19駅を巡る動画を公開
JR西日本は2017年9月5日(火)、大阪環状線を走るオレンジ色の103系電車が、10月3日(火)に営業運転を終えると発表しました。
103系は国鉄時代の1963(昭和38)年に登場した通勤形電車です。1984(昭和59)年までに3400両以上が製造され、全国の通勤路線で広く使用されました。現在もJR西日本とJR九州の一部路線で使われています。
大阪環状線には1969(昭和44)年12月10日に登場。以降、現在までおよそ48年間にわたり運行が続けられてきましたが、2016年12月にデビューした新型の323系電車に役目を譲る形で、今回、最後の1編成が営業運転を終了します。
引退を約1か月後に控えた9月5日(火)には、JR西日本が5分半の動画「LOOP大阪環状線」を公開。103系の前面展望映像と歴史写真により、これまでの総走行日数「17,464日」を19駅の風景とともに振り返ります。
なお、今回引退するのは大阪環状線を走るオレンジ色の103系です。JR西日本管内を走る青緑色、えんじ色、黄緑色、水色の103系は引き続き使用されます。
また、2005(平成17)年以降、大阪環状線に投入された同じくオレンジ色の201系電車は、2018年度をめどに323系に置き換えられる予定です。
【了】
本当に長らくの運用、お疲れさまでした。とはいえ、これで5両以上の固定編成の103系は見納め走り納めですか?
おおさか東線、関西線は今後も奈良電車区の6両固定編成の103系がしばらくは見られます
ご指摘ありがとうございます。しかしそうなると今度はそれらの路線の代替車がどうなるかが問題ですね。いずれにしても103系の中間付随車は形式消滅の可能性高いですね。
201系もなくなるのですね、、残念
寂しい
201系が消えるのも時間の問題だが、323系は転換クロス車両でも問題ないのでは?と思う。
毎日大阪環状線を通勤に使っている実感からは、ラッシュ時になると通路が広く、奥まで詰め込みの効くロングシート車のありがたみがわかります。221系のドア付近の混雑の激しいこと
最新型のようにステップを踏むような加速音でもない、コンプレッサーはダイレクトに響く、天井では扇風機が首を振り、警笛もハモらない1ホーン、何か?国電とか、これが色鮮やかに10両で走る姿を見て上京した実感があったの覚えてます。