ANAの「モヒカンブルー」って何? もうひとつのコーポレートカラー、名前の由来とは

ANAのコーポレートカラーは青ですが、ロゴや飛行機には2色の青が見られ、メインの濃い青に寄り添う薄い青は「モヒカンブルー」と呼ばれます。なにゆえそのような名前で呼ばれているのでしょうか。

「モヒカン」から「トリトン」へ なぜ変わった?

――濃い青のほうは何と呼んでいるのでしょうか?

「トリトンブルー」といいます。一般的にはコバルトブルーと呼ばれる色ですが、嵐を鎮める「安全の神」として崇められていたギリシャ神話の海神トリトンにちなみ、「安全運航」をかけて「トリトンブルー」と名付けました。ただ、機体の塗色変更にあたってはそれまで約20年にわたり親しまれてきた「モヒカンブルー」を生かしつつ、「トリトンブルー」を基調としたツートンカラーにしています。

――塗色変更はいつ、なぜ行われたのでしょうか?

「トリトンブルー」を基調とした塗装の機体は、当社が創立30周年を迎えた1982(昭和57)年12月に1号機が登場しました。翌年6月のボーイング767就航を契機にブランドイメージを刷新するという目的があり、1号機登場と同時にスタッフのユニフォームも一新しています。新塗装には、「全日空の将来的な発展を示唆すること」「高速の飛行にマッチし、しかも威厳があり、バランスがよいこと」「遠距離からでも、またどのアングルからでも同一の視認性イメージを保てること」といったデザインコンセプトがありました。

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1969年登場のボーイング737-200。「モヒカン塗装」はまずこの機材に導入された(画像:ANA)。
「モヒカン塗装」のボーイング727-100。ANAでは1964年から1974年にかけて運航された(画像:ANA)。
1974年登場のロッキードL-1011「トライスター」。後にトリトンブルーの機体も登場し、1995年まで運航された(画像:ANA)。

※ ※ ※

 ちなみに、「モヒカン塗装」1号機の登場から40年目にあたる2009(平成21)年、ANAはボーイング767でこの塗装を復刻。尾翼にはANAの旧社章である「ダヴィンチのヘリ」も描かれ、2014年まで運行されました。

 復刻塗装機で乗務したこともあるというANAの担当者は、「とても好評でした。お客様からは『これを狙ってたんです』とおっしゃっていただくこともあり、機体の写真を撮られる方も多くいらっしゃいました」と話します。ただ現時点で「モヒカン塗装」再復刻の予定はないそうです。

【了】

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【トリビア】なぜその色? 乗りものの色、どんな意味がある?

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コメント

3件のコメント

  1. モヒカン刈りって、モヒカン族の髪の刈り方に由来していたはずですので、モヒカン族とモヒカン刈りを別物とするのはおかしいと思いますが。

  2. モヒカンといえば「ひゃっは〜」な方々だし、セルリアンといえばジャパリパークののけものだね。

  3. モヒカン塗装が似合うのは、727とトライスターだと思う。

    センターのエンジンが良いアクセントになるんだ。

    逆に777をモヒカンにしても、あんまし面白くないかと。

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