2019年、広島の空に人工流れ星走る エンタメに留まらない壮大な科学プロジェクトとは

流れ星を人工的に作り出すプロジェクトが進行中です。そのパートナー企業にJALとファミリーマートが加わり、会見が開かれました。エンターテインメントと科学を両立させるといいます。

人工の星に願いを

「SHOOTING STAR challenge」とは、科学とエンターテインメントの両立を掲げる宇宙事業ベンチャーのALE(東京都港区)が中心となり研究・開発を進めている、人工的に流れ星を作り出すプロジェクト。宇宙空間で地球の軌道を周回する人工衛星から直径数センチの球体を発射し、大気圏に突入させ人工的に流れ星を作り出すというものです。

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発表会に登壇したALE岡島社長(右から2番目)、JAL大川専務執行役員(左から1番目)、ファミリーマート沢田社長(右から1番目)(2017年11月7日、石津祐介撮影)。

 同プロジェクトには東北大学や神奈川工科大学、首都大学東京、日本大学理工学部も研究に参加しており、今回このプロジェクトに賛同したJALとコンビニ大手のファミリーマートがオフィシャルパートナーとして参加することが決定し、2017年11月7日(火)に記者発表会を行いました。

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「日本の技術力の結集でもあるプロジェクト」と語るALEの岡島社長(2017年11月7日、石津祐介撮影)。

 登壇したALEの岡島礼奈代表取締役社長は、プロジェクトの発想について「学生のころ、しし座流星群を見て、この人工流れ星を思いつきました」といいます。「人工流れ星は、エンターテインメントはもちろん、壮大な科学実験。そして日本の技術力の結晶でもあります」と語り、「人工流れ星を2019年に広島、瀬戸内地域で実施します」と発表。「流れ星が見られる会場では、アーティストとのコラボレーションや流れ星とのコラボ商品など、さまざまなイベントを企画している」とプロジェクトの概要を述べました。

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1件のコメント

  1. デブリを増やすだけでは?