SA・PAは高速道路のためだけにあらず 一般道から入場可、全国250か所以上に!?
高速道路利用者は増えない? 一般道への開放が進むワケ
――地域住民の利用は多いのでしょうか?
もちろん、比率としては高速道路を利用されている方が多いですが、「ぷらっとパーク」の存在を周知できているところについては、休日はもちろん、平日昼などでもご利用いただいています。
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NEXCO東日本では2017年8月、常磐道の四倉PA下り(福島県いわき市)を一般道へも開放することに合わせ、上述の「ウォークインゲート」という愛称を制定しました。この四倉PA下り線には2002(平成14)年の開設以来、商業施設がありませんでしたが、「ウォークインゲート」の設置とともに食堂と売店も新設されています。NEXCO東日本によると、「上りのほうがすでに一般道のお客様にも開放されてにぎわっていたことから、下りでも開放しました。ただ、何もなければ『目的地』にはならないこともあり、商業施設も新設しました」といいます。
「SA・PAでは、お客様にその地域を感じていただけるような商品づくり、店づくりを心がけています。それを近隣の方にも見ていただくことで、SA・PAが地域連携の場にもなると考えています」(NEXCO東日本)
一方、SA・PAを一般道へも開放することが進む背景には、別の観点もあるようです。中日本エクシスは「高速道路の交通量は、今後増えないと予測されていることからも、地域の方にもっと利用してもらえるよう努力しなくてはなりません」と、危機感をあらわにします。
ちなみに、SA・PAに隣接した高速道路用地外に設置された商業・レクリエーション施設もあります。「ハイウェイオアシス」と呼ばれるこの施設は、高速道路利用者も自由に行き来できるもので、NEXCO中日本管内には8か所開設されています。なかでも伊勢湾道の刈谷PA(愛知県刈谷市)に隣接する刈谷ハイウェイオアシスは遊園地を併設しており、年間900万人以上(綜合ユニコム『レジャーランド&レクパーク総覧2018』)が訪れる人気スポットです。
【了】
念のため。記事にあるSAやPA内でも自転車や125cc以下のバイクの乗り入れ、持ち込み、駐輪は禁止です。
今に始まった話ではない。
浜名湖SAや基山PAのように高速バスの停留場のあるところは昔から堂々と入れた。
中には近隣の一般道を走る路線バスまで至近箇所にバス停を設けて乗り換えをねらっているものまであるくらいだ。
SAやPAの利用客を増やす別のヒントとして、高速バスの停留所を誘致するのはどうだろう。例えば東名の海老名SAとか。
パッとは思いつかないが、高速バスの停留所を併設すれば意外に便利かも、というSAやPAは少しはあると思う。近隣に鉄道の駅や地元の路線バスのバス停、空港、旅客船ターミナルなど、洗い出してみるといいだろう。
別に民営化しなくてもETC普及で通行券の不正が減ったのも大きいだろう。
なら、鉄道駅と高速道路のSA・PAを隣接させて鉄道からも高速道路休憩所の向上させた方が良い。
どちらも自転車が敵になるのが明白だから。
特に「外からもどうぞ」と言うようになったのが最近増えたと言うだけで、昔からSA.PAは外から入れる。
「こちらからどうぞ」の看板がないだけで外から出入りする出入り口はある。職場近くのPAによく昼飯食いに行ってたな。