『A列車で行こうExp.』を旅する 阪急編:伊丹空港へ延伸せよ!

マップコンストラクション、『A列車で行こう9』との違いは?

『A列車で行こうExp.』のマップコンストラクションモードは、USBキーボードとUSBマウスをつなぐと、『A列車で行こう9』とほぼ同じ感覚で操作できます。細かな違いは、マップコンストラクション機能で多用する「範囲撤去」と「地形の連続操作」です。

 範囲撤去について。『A列車で行こう9』では、スペースバーを押すと範囲撤去モードになりました。『A列車で行こうExp.』では、コントローラーの△ボタンで範囲撤去モードになります。

 地形の上下について。『A列車で行こう9』はCtrlキーを押してマウスのボタンを押し続けると連続操作になりました。『A列車で行こうExp.』ではCtrlキーは使えません。地形の連続操作はLRボタンです。

 どちらもいったんキーホードやマウスから手を離しコントローラーに持ち替える手間が増えます。ただし、地形の連続操作に関しては、コントローラーのスティックで範囲を移動させながらLRボタンを押す方が手軽で、処理も速いようです。

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筆者のマップ制作環境。1台のWindowsPCにふたつのモニターをつなぎ、左側に地図、右側に『A列車で行こう9』のゲーム画面を表示している。今回は右側のモニターにプレイステーション4をつないで『A列車で行こうExp.』を表示した。違和感がない。

 もっとも、『A列車で行こう9』と『A列車で行こうExp.』で、マップデータのコンバートができたらいいな、と思います。そうしたら、『A列車で行こう9』で作ってきたデータを『A列車で行こうExp.』に移行して遊べます。アートディンク様、片方向でも良いので対応していただけるとうれしいなぁ……。

【了】

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Writer: 杉山淳一(鉄道ライター)

乗り鉄。書き鉄。ゲーム鉄。某出版社でゲーム雑誌の広告営業職を経て独立。PCカタログ制作、PC関連雑誌デスクを経験したのち、ネットメディアなどで鉄道関係のニュース、コラムを執筆。国内の鉄道路線踏破率は93パーセント。著書に『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。日本全国列車旅、達人のとっておき33選』(幻冬舎刊)など。

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コメント

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1件のコメント

  1. A9とAexpでデータ移行をするにはアップデートなどでAexpにA9v5の内容を実装しなければいけないのでは