トヨタ「スターレット」(3代目) 「最初の1台」に選ばれたのにもワケがある

新型が発売されてもなお

 1989年にはフルモデルチェンジし、4代目「スターレット」が登場。丸みを帯びたラインになり、スポーツタイプとノーマルタイプの2種類のスタイルが用意されました。

 CMも印象的でした。レ・ピッシュという人気バンドの歌う、その名も『パヤパヤ』というスカっぽい曲に合わせて、みんなでスターレットをおみこしのように担ぎあげるもので、「青春のスターレット」のキャッチフレーズと共に、記憶に残っています。

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女性向けをうたった3代目「スターレット XLリセ」のインテリア(画像:トヨタ)。

 新型が発売された後も、3代目「スターレット」は、末永く中古市場を賑わせていました。いまも、多くの人にとって、「クルマ人生のスタートの1台」として記憶に刻まれていることでしょう。

【了】

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コメント

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4件のコメント

  1. 当時すでに同クラスのハッチバック車としてFFのコルサターセルカローラⅡを有しているトヨタなのに唯一のFRだったスターレットまでFFにしてしまったのには寂しい思いをさせられた

  2. 「GPターボ」はカロⅡとかコルサのリトラのターボ。スターレットは「ターボS」。バブルの物欲満載だった若者はその辺の知識はハンパないですよ~。
    さて、この頃のスターレットSiもプレリュードXX、バラスポ1.5iもDOHCでもターボでもなく、ただ電子制御燃料噴射装置だけで、軽快でキビキビ走った印象があります。逆を言えば1980年代前半のフツーのカローラ、コロナはキャブが主流でしたねぇ。

  3. なつかしいですね。価格安くてよく走るトヨタの末っ子でしたからね!4~5代目は仕事の社用車でよく乗りました。ターボでは無い普通のエンジンのマニュアルでしたが、燃費良くてオートマより走るのが1番楽しかった。

  4. このスターレットの1300のエンジンが後にカローラに移植されて2バルブの1500より性能が上回る時代もありましたね、86が出た当初にコロナやセリカにも4AGEがありましたが、これまたツインかムターボの上級より4AGの方が元気に回ると言う設定の時代もありました。自分はコロナのGT-Tは高価で高値の花でしたが86エンジンのGTは手の届く位置であったと記憶しています。