秘密兵器開発の代名詞、スカンク・ワークスとは ロッキード・マーチンの懐刀が75周年

ロッキード・マーチンの開発チーム「スカンク・ワークス」が設立75周年を迎えました。軍用機などの開発で世界の最先端にある同チームはどのような経緯で設立され、そしてどのような飛行機を世に送り出してきたのでしょうか。

なにゆえ「スカンク」なのか?

 ところがこのXP-80開発施設は、隣のプラスチック工場が1日中悪臭を放っており大変不快であったようです。そしてある従業員が電話を受けるたびに「もしもし、こちらスコンク・ワークス」と応答するようになったと言います。「スコンク・ワークス」というのは当時流行していたコミックに登場する得体のしれない悪臭を放つ蒸留所であり、それが元となって「スカンク・ワークス」と呼ばれるようになります。

Large 20180130 01
設立当初の「スカンク・ワークス」を率いたクラレンス・ジョンソン(画像:ロッキード・マーチン)。

 スコンク・ワークスあらためスカンク・ワークス最初のプロジェクトであったXP-80は大成功を収めました。イギリスの「ミーティア」やドイツの「Me262」が主翼にエンジンを搭載したのに対し、XP-80は胴体内部にこれを格納し胴体側面のエアインテークから空気を取り入れるなど、現代型ジェット戦闘機の礎を築き上げ、2018年現在も複座練習機型のT-33が実用機として活躍しています。もし太平洋戦争の終結があとほんの少しおそかったならば、日本軍はこの革新的なジェット戦闘機と戦わなければならなかったことでしょう。

この記事の画像をもっと見る(4枚)

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. プラスチック工場?革製品を扱う工場という話もあるぞ。それに、T-33って、どこの国が使っているの?

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  4. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス