スペースX新型ロケットどこが画期的? テスラ車載せ「ファルコン・ヘビー」打ち上げ

実業家イーロン・マスク氏が率いるスペースX社、その新型ロケット「ファルコン・ヘビー」が打ち上げに成功しました。従来のロケットとは異なる再利用システムの実験もほぼ成功といいます。どのような点が画期的なのでしょうか。

なにゆえクルマが宇宙へ?

 なぜ「テスラ・ロードスター」がそんなことになっているのかというと、それは、スペースXとテスラ社の関係にあります。両社とも経営するのはイーロン・マスク氏。宇宙へ放たれた「テスラ・ロードスター」も、マスク氏の愛車だそうです。

「テスラ・ロードスター」が搭載された「ファルコン・ヘビー」の荷室(車でいえばキャビン+トランク)部分は本来、「おもり」としてコンクリートの塊などまるで味気ないものが載せられるはずでした。しかし、「せっかくならテスラ車を載せてみよう!」というアイデアが出て、今回に至ったそうです。宇宙空間に浮かぶクルマのビジュアルは、非常にインパクトがあります。

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イーロン・マスク氏の愛車だった「テスラ・ロードスター」。今回宇宙へ飛び立った(画像:イーロン・マスク氏のインスタグラムより)。

 また「テスラ・ロードスター」はテスラ社初の市販車ということで、イーロン・マスク氏には相当強い思い入れもあったのでしょう。とはいえクルマで何か実験をするのかというとそういうわけではなく、単にイーロン・マスク氏の遊び心だそうです。

 ですが実際は、クルマを搭載したおかげで世間から大きな注目を集めました。マーケティング的にも大成功と言えるでしょう。ちなみにクルマのダッシュボードには、ホットウィール(トミカサイズの米国ブランドのミニカー)の「テスラ・ロードスター」がセットされており、その運転席には、宇宙服を着た小さな人形も実車同様に乗っているそうです。このホットウィールも「テスラ・ロードスター」とともに、宇宙で悠久の旅を続けていくことになります。

 なお、今回の「ファルコン・ヘビー」の打ち上げ目的について、一部で「火星に『テスラ・ロードスター』を届けるため」と報じられているようですが、基本は「デモンストレーション」です。

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コメント

1件のコメント

  1. ようするに、昔からの特撮物とかアニメとか小説とかでは定番で、なおかつ実際には試作機止まりだったテイルシッター型航空機、あるいは宇宙船(サンダーバード1号及び3号、他多数。)が現実になるかもしれない、か。しかしクラスター型衛星打ち上げロケット、原型は旧ソ連で計画されていた(30本以上のロケットの制御の問題で中止)というぞ。

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