北陸新幹線、雪に強い、強すぎる! 在来線と何が違うのか
2018年2月8日(木)現在、北陸地方では記録的な大雪が続いています。在来線が2日間にわたり軒並み運休するなど交通が乱れるなか、北陸新幹線は運行を続け、「最強説」もささやかれています。在来線と何がちがうのでしょうか。
雪を捨てたり融かしたり
トンネル以外の区間で多くを占める高架線ではどうでしょうか。豪雪地帯を走る上越新幹線や東北新幹線でも、高架橋内の線路脇に雪をよけて貯めておくスペースがありますが、北陸新幹線はこの基本構造に加え、一部区間では高架橋の側壁(防音壁)に斜めのひさしを設けたり、床面に開口部を設けたりして、雪を線路外へ「捨てる」ことが可能です。
とはいえ、雪を捨てられるのはあくまで、線路の周辺にそのためのスペースが確保されている場所に限られます。このため、市街地や道路との交差区間では、線路の側方に幅1mほどの「融雪パネル」が設置されており、パネル内に加熱した不凍液を循環させることで雪を融かしています。
このような雪を融かす方式としては、線路内にスプリンクラーで散水する設備があり、上越新幹線の上毛高原(群馬県みなかみ町)以北や、東北新幹線の八戸~青森間では多く採用されています。北陸新幹線でも一部で採用されていますが、糸魚川以西では水を大量に調達できる川が少ないこともあり、「融雪」ではなく「除雪」を主体としています。
ここで活躍するのが除雪車です。北陸新幹線で使われる除雪車は、車両の片方が排雪板で雪をかきわける「ラッセル式」、もう片方は、回転する刃でかきこんだ雪を線路外へ投げ飛ばす「ロータリー式」となっていることが特徴です。JR西日本金沢支社によると、この除雪車は「列車の走らない夜間、必要に応じて走らせている」とのこと。列車にも先頭車の下方にスカートのようなスノープラウ(雪かき)がついており、これで雪をかきわけながら高速で走ることが可能だそうです。
なお、除雪車は北海道新幹線や、東海道新幹線でも導入されています。
【了】
実質日本で最後に着工された新幹線ですからねえ。最強なのは当然かもしれない。
新しい以上に、地域特性的に東北以上に大雪が降ることを前提として設計されてるからじゃないですかね?
「最後に着工された新幹線」というのは、それ以前の経験や実績が「東北以上に大雪が降ることを前提として設計」するのに活かせるという事。
大雪は上越の方が降る。ただ上越方式は燃料費が掛かるから採用せず、東北方式の改良版でいくことにして、今のところ上手くいってるという事だろう。
ちなみに記事中のスノウプラウ、東北・上越のド頭から使ってる。今さら取り上げる必要なし。
東北・北海道・上越新幹線だって構造こそ違え雪対策を施してある。なにも北陸だけが最強なワケじゃない。
もっとも新幹線が動いていても、利用できるのは駅から至近距離にいる人間に限られるだろうが。
yahooニュースより引用
>新幹線は問題なくても要は駅に到着してから何も出来ない。
駅からの在来線は死んでるわけですからね。
コンパクトシティだ!と息巻いた所で地価の高い新幹線の駅周辺に住宅を集約させるのは到底不可能ですし
除雪車の自動運転実験が着々と進んでいるので車社会の地方はそちらに期待したい
んなこた、お前みたいな『文句つけたい前提』の奴以外はわかってる話。
ここ何日かの北陸の大雪での交通マヒがあるからこその話題なのに、そこで北陸以外の交通機関を引き合いに出してどうすんのよ?
そう熱くなりなさんな。
別に文句をつけた覚えはない。
北陸であれ、
東北であれ、
北海道であれ、
上越であれ、
雪に相応の対策を施していざというときに備えといるという点では変わらんといっておるんだ。
一点のみに捕らわれて、主旨の本質を見失うな。
それにつけても東海道の雪に弱さよ。
あれれ?数年前に東北・上越新幹線と北陸新幹線か当時の長野新幹線が大雪の為に運休になったケースがあったような気がするけど記憶違いかな?「強い、強すぎる!」ってどこの十万石饅頭?って思ってしまう。
システムのトラブルじゃなかったか? 上越新幹線は雪で止まらない。止まるとすれば、山形秋田の雪によるダイヤ乱れが巡りめぐってか?
新幹線が定時運行できるのも、在来線とは桁違いな維持管理コストをかけているからであり、だからこそ『安くはない運賃』が必要なのに、時々沸いてくる『新幹線特急料金を無償化しろ』という輩はこういう記事読んでちゃんとアタマ使ってモノを言え!、という感じだな。
世間様をもう少し信用して欲しいものだな。
それこそ、ご高説をそんな大上段に垂れて貰うまでもない。
分かりきったことをヌカして官軍ぶるな。
そりゃあ新幹線至上主義だからね。
JRにとって新幹線は会社の命、並行する在来線は捨て駒同様。何かあったら無期限の運休or3セクor最悪廃線にしても良いと考えてるからね。
> 並行する在来線は捨て駒同様。
いや、既に捨てられた。北陸の開業で並行在来線は軒並み三セク化or廃線されてるけど(高崎-横川と篠ノ井-長野を除く)。ご存知ない?
新幹線が雪に強いとことさら誇張しすぎの内容で、特別な事は何らない、新幹線の設置状況と国道含めた道路網の設置条件を比較し、除雪条件を考慮すれば判りうる事柄である。現代人には想像力が欠如しているために、何か新しい事実を発見した様な記事で有るが、雪国育ちの当方ではごく普遍的な内容で何の意味の無い記事である。JR北海道では毎年除雪費で50億出費とのこと、併せて北海道では除雪対策を適時に実施しているために、今回の北陸地方の様な事態に成ることはきわめて希である。 道路を管理している自治体の対応策が遅すぎた。 三県で何台の除雪車を保有しているのか問いたい。無駄と思う県民が居ると思うが、今回の大雪で三県での経済損失はいかほどになるか検証すべきである。 天気予報が活用されないで災害が発生してからのいつもの行政のまずさが根本的原因である。
富山市在住。賞賛の報道が見当たらないと思っていたけど、
漸く専門サイトで発見。定時運行なんて夢のよう。
38は小学生。56、59は除雪対策の現場経験者としては、
隔世の思い。因みに富山駅へは郊外の我が家から
20k弱の区間殆ど消雪が付いている。団地内も。
今も地道に克雪が続いている。
『【写真】ラッセルとロータリーの「合わせ技」』のタイトルに異議あり。
除雪作業車の片端にはラッセルヘッド、もう片端にはロータリーヘッドが装着されているのはその通り。
しかしロータリー除雪時にはラッセルヘッドは使用されない。ロータリーヘッドの左右に装着された「かき寄せ翼」とロータリーにより除雪する。「かき寄せ翼」は、かつてはキ800など独立した除雪車マックレー車が担っていた機能で、除雪機関車DD14の頃にロータリーヘッドと統合された。写真の除雪風景は、強いていえば「マックレーとロータリーの合わせ技」であるが、そんな表現は意味がないだろう。
初期の除雪にはラッセルが使用され、ラッセルで線路脇にできた雪壁が高くなるとマックレーで崩してロータリーで除雪するのが豪雪地帯の鉄道除雪の基本である。蒸気機関車+マックレー車+ロータリー車+蒸気機関車という編成が使用された。半世紀を経て、この除雪作業車はその全てを1台で担う。
氷点下の水にだけ強くてもなぁ。対策を急がれよ。こたびの10編成330億の授業料は高すぎる
新幹線が通る北陸平野部の積雪なんて知れているからな。
遮蔽物が少ないから季節風による風害の方が深刻。
わからない
わからないけどたのしっかた