「安く乗れる新幹線」増えるか 新潟空港のアクセス鉄道、実現への道のり

「新幹線乗り入れ」実現のカギは?

 新潟空港アクセス鉄道のおもな利用者は、当然のことながら同空港の利用者と想定されます。しかし、同空港の利用者数は2016年度で約99万人。新幹線延伸案による採算ラインの2分の1程度です。鉄道の整備を実現するためには、まず航空便の新設や増強などによって、空港自体の利用者を大幅に増やす必要があるのです。

Large 180215 nashinkansen 07
新潟空港のコンコース。空港自体の利用者を大幅に増やせるかどうかが鉄道整備のカギだ(2018年2月、草町義和撮影)。

 新潟県は「新潟空港アクセス改善の基本的考え方」を2017年12月に公表しました。現状の空港利用者数ではアクセス鉄道の整備は時期尚早と考えたようで、当面はバス交通の改善などを図るものとしています。

 鉄道の整備は「(新潟空港の利用者数が)135万人を達成した段階」か「中期の目標年次(2025年度)を経過した段階」で「本格的な検討を行うか、関係者で再度検討・意思決定を行う」とし、結論を先送りしました。

 航空便の強化やバス交通の改善などによって空港の利用者が増え、これにより「安く乗れる新幹線」の整備につながるかどうか、今後の動向が注目されます。

【了】

この記事の画像をもっと見る(8枚)

最新記事

道路交通情報(外部サイト)

  • 「最新の交通情報はありません」

コメント

4件のコメント

  1. 新潟の航空便は新幹線とは直接の競合にはならないので広島よりはよほど実現性ありそうだけど、新幹線はないわ。なんで新幹線の必要あるのよ、と思う。
    仙台みたいに在来線で途中駅作ってニュータウン開発もセットのほうがよっぽど実現性あるような。

    • やるとしてもこれかな...。

      大形駅-新潟空港間は既にかなり宅地化されてる。ニュータウン要らない。県立大学や東高校の近くに通せれば通学需要も見込める。(googleマップ等参照願う) 新潟駅に階段通らず新在乗換えできるホームも造られた。在来線+途中駅、なんだか良さそう。

      ただ、既に宅地化ってのは新たな線路通しづらいわな...。できれば将来新幹線車両通せる幅で整備しときたいけど、さすがにムリかな?

  2. 何でもかんでも新幹線、新幹線って言い過ぎだと思う。それよりかはほくほく線レベルの高規格な形でいいんじゃないかな。作る頃には山形新幹線も新車が出てきてもおかしくないしE3系のお下がりで台車だけ履き替えればほぼほぼ新幹線規格にはなるだろうし。
    長崎ルートとか他の計画も複線化とか従来特急の速度上げとかがコスパが良さそう。

  3. 新潟県も必死だね。上越新幹線高崎以北の維持の為には、他県の人に乗って来てもらうしかない。で空港利用客に新幹線から乗換無しをアピールしたいのだろうけど、群馬県からどの位の人数が来ることやら。多分羽田成田に向かうわな。その他の県からはさらに無いだろうし。