「安く乗れる新幹線」増えるか 新潟空港のアクセス鉄道、実現への道のり

新幹線の運賃、料金は最低でも計1000円以上。しかし「在来線扱いの新幹線」なら300円以下の金額で乗れます。新潟県では空港まで440円で乗れる新幹線も構想されていますが、実現の可能性はあるのでしょうか。

空港直結の「安い新幹線」構想も

 実は、新潟県にはもうひとつ、構想段階ですが安く乗れる新幹線があります。新潟駅と新潟空港を結ぶ空港アクセス鉄道です。

Large 20180313 01
日本海に面している新潟空港。新潟市の中心部から直線で約6km離れている(2018年2月、草町義和撮影)。

 新潟空港は、新潟市の中心部から直線で約6kmと比較的近いところにあります。いまはバスやタクシー、マイカーがおもなアクセス手段ですが、いずれも道路を走ることになるため、渋滞に巻き込まれて所定のダイヤより時間がかかる可能性があるなどの課題を抱えています。

 また、日本では1980年代末期の冷戦終結後に「環日本海経済圏」の構想が提唱されるようになりました。これはロシアなど日本海の沿岸国との結びつきを強め、新しい経済圏を作りだそうというもの。新潟県も、環日本海経済圏の交通拠点として新潟空港を強化することを考え、その一環として新潟駅と新潟空港を結ぶ鉄道の構想が1990(平成2)年ころに浮上したのです。

 整備方式としては、上越新幹線の延伸や在来線の延伸、軽量軌道交通(LRT)やモノレールの建設、さらには線路と道路の両方を走れるデュアル・モード・ビークル(DMV)の導入など、さまざまな案が出されました。現在は新幹線延伸案と在来線延伸案のふたつに絞られてきています。

この記事の画像をもっと見る(8枚)

最新記事

コメント

5件のコメント

  1. 新潟の航空便は新幹線とは直接の競合にはならないので広島よりはよほど実現性ありそうだけど、新幹線はないわ。なんで新幹線の必要あるのよ、と思う。

    仙台みたいに在来線で途中駅作ってニュータウン開発もセットのほうがよっぽど実現性あるような。

    • やるとしてもこれかな...。

      大形駅-新潟空港間は既にかなり宅地化されてる。ニュータウン要らない。県立大学や東高校の近くに通せれば通学需要も見込める。(googleマップ等参照願う) 新潟駅に階段通らず新在乗換えできるホームも造られた。在来線+途中駅、なんだか良さそう。

      ただ、既に宅地化ってのは新たな線路通しづらいわな...。できれば将来新幹線車両通せる幅で整備しときたいけど、さすがにムリかな?

  2. 何でもかんでも新幹線、新幹線って言い過ぎだと思う。それよりかはほくほく線レベルの高規格な形でいいんじゃないかな。作る頃には山形新幹線も新車が出てきてもおかしくないしE3系のお下がりで台車だけ履き替えればほぼほぼ新幹線規格にはなるだろうし。

    長崎ルートとか他の計画も複線化とか従来特急の速度上げとかがコスパが良さそう。

    • 越後湯沢〜新潟間を走った現美新幹線はE3系(こまち)のお下がりです。

      新潟に地下鉄計画はあったのでしょうか…

  3. 新潟県も必死だね。上越新幹線高崎以北の維持の為には、他県の人に乗って来てもらうしかない。で空港利用客に新幹線から乗換無しをアピールしたいのだろうけど、群馬県からどの位の人数が来ることやら。多分羽田成田に向かうわな。その他の県からはさらに無いだろうし。

記事ランキング

  1. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  2. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  3. 片山さつき大臣「実態調査はじめます」 街のクルマ屋の「保険代理店打ち切り」問題に新局面 ビッグモーター事件の余波に再び切り込む!
  4. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  5. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開