意外と負けてるF-22「ラプター」 練習機や電子戦機に敗北、それでも最強といえるワケ(写真12枚)

「最強」の名をほしいままにしている米空軍のステルス戦闘機F-22「ラプター」ですが、演習などでは意外と負けています。時には練習機や電子戦機にまで撃墜(判定)されているにもかかわらず、それでも最強といわれるのはなぜでしょうか。

「空の支配者」F-22「ラプター」

 最強のステルス戦闘機として名高いF-22「ラプター」。かつて2016年には、北朝鮮への圧力強化のために沖縄県の嘉手納基地に12機が暫定配備され、その存在感を内外に示しました。

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最強のステルスとして名高い戦闘機F-22「ラプター」(2017年、石津祐介撮影)。

 そして在日米軍基地の航空祭などでは、機体展示が行われることもありますが、機体の周辺ではMPが常に監視しており、機密性の高い機体である事がうかがえます。

 残念ながら日本では機体の展示のみですが、アメリカ空軍には「ラプター」のデモフライトチームがあり、全米はもとよりヨーロッパやアジアのエアショーなどで機動飛行のデモを披露しています。

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パイロットに敬礼する「ラプター」のデモチーム(2017年、石津祐介撮影)。

 デモフライトでは、ラプターの離陸準備が整うと「First look, First shoot, First kill!(先制発見・先制攻撃・先制撃破) Air Dominance(空の支配者) F-22 Raptor!」と司会者が叫び離陸、急角度で一気に上昇し上空で様々なマニューバー(戦術的機動、展開のこと)を披露します。推力偏向ノズルによる独特の動きは見る者を圧倒し、世界最強の戦闘機である事を誇示します。

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コメント

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6件のコメント

  1. こういうのニュースとして配信する必要ある?
    個人ブログでやってろよ、と思う。

  2. 65ど

  3. ラプターに代わる新たな空の支配者は少なくとヨーロッパから現れる事は無さそう

  4. 旧世代の戦闘機が最強のステルス戦闘機に勝利するという話は、ロマンを感じるとのことだが、逆に旧式機に敗れた新型機はカッコ悪そう。零戦が旧式複葉機に負けたらさぞかしカッコ悪いだろう。

  5. その最強の”ワケ”が気になって読んでいたのに、「強力なレーダーとステルス性能」の一言で締めくくるのは記事としてどうなのだろうか。散々引っ張ったのだから、他国機よりそれらの性能が如何に優れているか、ということくらい書いて欲しいですね。

  6. 2人の匿名さんに激しく同意。
    関も含め、ニュースはおめーらの主観を語る場では無い。