「Max」から「食パン」まで 鉄道車両のニックネーム、その由来と傾向は

車両性能や企業イメージもニックネームに

 また、車両性能をアピールするニュアンスを含ませたニックネームもあります。

 たとえば、阪神電鉄の普通列車用車両「ジェットカー」。これは一般的な通勤形電車の1.5~2倍ほどの加速力の高さをアピールするニックネームといえます。

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ジェット機になぞらえて命名された阪神電鉄の「ジェットカー」。最新型の5700系は銀色の車体から「ジェットシルバー」というニックネームが付いた(児山 計撮影)。

 このほか関西の私鉄では、近鉄「ラビットカー」、京阪電鉄「スーパーカー」、南海電鉄「ズームカー」、阪急電鉄「オートカー」など、車両性能をアピールするニックネームが流行しました。車両性能は車体外観からは分かりづらいため、ニックネームでアピールする方法は効果的でした。

 また、企業イメージをアピールするニックネームの例としては、西武鉄道30000系の「スマイルトレイン」があります。これは「出かける人を、ほほえむ人へ」という西武グループのコーポレートスローガンを通勤形車両に投影したもの。笑顔をモチーフにした正面形状と合わせて企業イメージをアピールした例といえます。

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コメント

3件のコメント

  1. 不名誉なニックネームをつけられた車両もあるよね

    • 走るンですとか走るンですとか。
      実際901系、209系0番台はポンコツもいいとこだったし、京浜東北から消えたときはもう乗らずに済むとうれしかった。

  2. 食パンは乗ってて楽しかったなあ
    オタだけかもしらんけど…