モノレールから空中脱出! 真下には6m先の地面 上野動物園で実際に体験してみた(写真32枚)

東京都交通局の上野動物園モノレールは「懸垂式」という仕組みで、いわば「宙づり状態」で走行。車両の下には何もありません。この上野動物園モノレールで、空中に停止した車両からロープなどで降下する訓練を体験しました。

ツルベ式緩降機「スローダン」

空中で止まった車両から6m下へ降りる、上野動物園モノレールの訓練を実際に体験(1分33秒)。

 空中を行く、東京都交通局の上野動物園モノレール。正式名称は「上野懸垂線(うえのけんすいせん)」といい、レールにぶら下がる――言い換えれば宙づり状態で走るモノレールです。レールにまたがって走る東京モノレールなどの「跨座(こざ)式」に対して、「懸垂式」と呼ばれます。

 この上野動物園モノレールで2018年5月、空中で停止したモノレールから地上に降下するという、異常時を想定した訓練が行われました。「宙づり」なので、真下には何もありません。

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床に「穴」があき、ロープが垂れ下がる上野動物園モノレール(2018年5月、恵 知仁撮影)。

 車内の床には降下を想定した「穴」が用意されており、そのフタを開けると、真下が丸見え。訓練地点における地表までの高さは6mとのことで、建物の3階相当でしょうか。そこから地上に降下します。

 上野動物園モノレールでは降下にあたり、ツルベ式緩降機「スローダン」という装置を使います。この「スローダン」は、乗客の自重により降下するもので、遠心力ブレーキがロープの速さを制御。等速度で、安全に降下できるそうです。

「スローダン」を車内の天井につり下げ、その真下にあるフタを開けます。丸見えになる6m下の地表。いよいよ降下です。

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コメント

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1件のコメント

  1. モノレール乗った事無い
    ゆりかもめはあるのに