豪華寝台列車「四季島」の人気メニューを実食 車内の調理、意外と停車中も難しい?(写真19枚)

列車の揺れによる車内調理への影響、心配はしていたものの…

 続いて「山形県舟形マッシュルームのクリームスープ カプチーノ風」。かき混ぜて、コーヒーのようにして飲みます。「四季島」車内では、おかわりする人も多いそうです。

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「山形県舟形マッシュルームのクリームスープ カプチーノ風」。
「青森県産鮑のポワレ 神楽南蛮味噌とバルサミコのソース」。
「岩手県石黒農場より ホロホロ鳥胸肉のローストと腿肉のパイ包み焼き」。

「青森県産鮑のポワレ 神楽南蛮味噌とバルサミコのソース」。神楽南蛮味噌は新潟のものです。料理とともにワインや日本酒、ビールなどもそろえられており、この料理でのオススメを聞いたところ、岩手・高橋葡萄園の白ワイン「リースリング リオン」が注がれました。「四季島」で提供するワインはすべて、担当者がワイナリーへ実際に足を運び、選んでいるそうです。

「岩手県石黒農場より ホロホロ鳥胸肉のローストと腿肉のパイ包み焼き」。パイ包み焼きを切ると、あふれる熱気でカメラのレンズが曇ります。またナイフには、よく切れ、デザインも特徴的な、日本刀の技術が使われた福井の龍泉刃物が用意されています。

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「山梨赤ワインのサヴァラン 巨峰のムースとカルダモンのアイスクリーム」。
「四季島プレミアムブレンドコーヒー」。
「小菓子 秋田みそのサブレ/八重洲蜂蜜のフロランタン/桑の葉マカロン」。

 そして「山梨赤ワインのサヴァラン 巨峰のムースとカルダモンのアイスクリーム」「四季島プレミアムブレンドコーヒー」「小菓子 秋田みそのサブレ/八重洲蜂蜜のフロランタン/桑の葉マカロン」で、コースは終了しました。

「四季島」には、岩崎総料理長が必ず乗務。調理は基本的に、できるだけ車内で行うようにしているそうです。

 また車内で調理するにあたって、列車の揺れによる影響が気になりますが、当初、心配はしていたものの、大丈夫だったとのこと。むしろ停車中――線路は必ずしも水平でなく、傾いていることがありますが、そこに停車しているとき、料理にソースをかけると流れてしまい、難しいこともあるそうです。また車内では安全上、火が使えないため、あぶるなどの技法ができないといいます。

 2017年5月1日の運行開始から1年が経った「四季島」。およそ2500人がその旅を楽しんだそうですが、「またあのときのクルーに会いたい」といったリピーターも少なくないほか、「同窓会」開催の希望も寄せられているとのこと。「四季島の旅」に対する、高い満足度の表れかもしれません。

【了】

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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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