新幹線「Max」引退、中央線グリーン車投入 2階建て車両の利点と欠点
16両編成「Max」の座席定員は世界最大クラス
しかし、階下席はほとんど景色を望めません。駅に着いても、目の高さがプラットホームと同じくらいです。ただし利点もあり、景色が見えないために、読書やパソコンの作業などに集中できます。ビジネスパーソンのなかには階下席を好む人もいます。E4系の自由席は、2階席が3+3列と狭く、階下席は2+3列と広めになっていました。眺望、あるいは広さの選択になります。
定員の増加は「効率良く大人数を運びたい」という鉄道事業者側の都合ともいえますし、座席の増加によって「座れる可能性が高くなる」という、乗客の利点でもあります。E4系は8両編成を2本連結すると、定員が1634人となります。フランスの2階建て高速車両「TGV Duplex」は10両編成で定員516人、10両+10両で1032人です。E4系の1634人は高速車両としては世界最大クラスの座席定員といえるでしょう。ちなみにジャンボジェットの愛称があるボーイング747の座席数は563席(JAL国内線747-100型)でしたから、その3倍です。
E4系の場合、東北・上越新幹線で通勤通学需要が増大する一方、大宮~東京間で各方面の新幹線が合流するため、運行本数を増やせません。そこで1列車あたりの定員を増やす必要がありました。8両編成と短くした理由は、「つばさ」「こまち」と併結したり、8両+8両の16両編成にしたりと柔軟に対応するためでした。「TGV Duplex」は、新幹線といえども市街地では在来線に乗り入れるため、長距離特急列車の増発が難しいという事情があります。増発する代わりに2階建てとして定員を増やしました。
JR東日本のグリーン車が2階建てになっている理由も定員を増やすためです。(自由席とはいえ)グリーン車は着席が前提のサービスであるため、普通車のように多くの乗客を受け入れられません。グリーン料金をもらっても、平屋だと1車両あたりの利益は普通車より小さくなります。そこで2階建てとし、少しでも多くの乗客を受け入れられるようにしました。通勤区間が多く、ビジネスパーソンの利用が多いため、階下席も好まれます。
在来線には215系が導入されているが、使い勝手の悪さから
現在ではライナーとホリデー快速の運用のみに
何だか職人が去るようで寂しいですね
窓が大型なのもいいし
なんか文書が幼稚と言うかなんというか…
読みづらくないですかね
E4は通勤客目線でいえば、3+3シートであるがゆえ、2+3や2+2のように肩ふれあうくらいのギチギチに混まないことから、案外『ラク』で良かったんですがね。
ある程度のいい角度つけられた、リクライニング角度が変えられないシートも、通勤客ならむしろ有り難かったですしね。
「つばさ」なのに「つぱさ」になってる
ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。
東京オリンピックで来日する人が急増して、新幹線が常に満席になる可能性もあるので、せめて終わるまでMAXを残しておくべきでは。
2階建ての車両は都市部では特にメリットはないし、車椅子の人、障害者、ベビーカー、高齢者にムチ打つようなもの。
つまり小池都知事はそんな知識もなく『満員電車の解消』を公約にした訳だ。本当にひどい政治家だなぁ。
本当に残念で、なりません。
なぜ姿を消さなければならないのか?
せめてオリンピックが終わる迄は待って欲しいです。
長い間、お疲れ様でした。
2階建車両の1階は駅のホームでスカートのパンツ見えそうだよねーf^_^;
修学旅行で同級生が必死に見ようと頑張ってたw
湘南新宿ライン 上野東京ライン快速のグリーン車は良く使います
新幹線より安いので
二階建て車両は着席を増やす為であり、サービスとしては良くないです。
フランスの例を出しているかも知れませんが、フランス国鉄の利用者は減少傾向にあり、割引で何とか維持している状態です。
フランスやドイツでも高速バス自由化で鉄道に大きな影響を与えています。
やはり人口減の他に高速バスの自由化は鉄道に打撃を与えるのは確かだと思いますね。
モスクワ中央環状線は安い運賃だけで乗れるクロスシートとトイレ付き車両『ラースカチスカ』があるが、あれ位の車両じゃないと日本も欧州も鉄道の意義が薄れると思います。
北海道新聞でもフランス国鉄の利用者減少の記事があったから、人口以上に高速バスの影響が大きいと俺は思います。