路線バスなのに高速バス車両でゆったり 「日本一リッチな村」行きバス、乗ってみた

蟹江線で「日本一リッチな村」の中心部へ

 蟹江線の車両は名港線とは異なり、一般的な路線バス車両(いすゞ「エルガミオ」)です。公民館分館を出発すると、小さな橋を渡った先に水田が広がります。道は狭くなり、軒先には年季の入ったホーロー看板が目立つように。この周辺が江戸時代中期に造成された本来の「飛島村(飛島新田)」です。

 名四国道(国道23号)を越えると、飛島村役場が見えてきます。公民館ホールや体育館を併設しているほか、さらに隣接してウォータースライダー付き温水プールのある「すこやかセンター」や、堅牢な防災タワーを備えた学校も立つなど、田んぼのなかにあってこの一帯だけ一種威容を放っています。役場駐車場の隅にあるバス停では、多くの人が乗車を待っていました。

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蟹江線は一般的な路線バス車両で運行される。左は飛島村役場(OleOleSaggy撮影)。

 この飛島村は「日本一財政が豊かな村」なのです。工場の固定資産税といった収入により、現在の財政力指数(収入/支出)は2.01と、収入が支出の倍以上ある状態で、ほかの市町村を大きく引き離しています。

 その豊かな財源は至るところで活用されています。「18歳まで医療費無料」「中学生は希望者全員がサンフランシスコで研修」「三波春夫に頼んで『飛島音頭』を作ってもらった」など、「金持ち」エピソードは枚挙に暇がありません。乗車したバスも、いずれも比較的新しく手入れが行き届いた車両ばかりでした。

テーマ特集「【バス】車両やシートも多彩な路線バスや観光バス その乗り方、楽しみ方」へ

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コメント

6件のコメント

  1. 伊勢湾岸は高速だから立ち席ありの緩和規準の60制限車でもないだろうし、仮にそうでも申請面倒だし、ガーラがいいですよね

  2. まあ、ガーラだからリッチかどうかは別として
    どうしても路線バスと言うと、中ドアのノンステを連想するのは無理ないけど、あの類の道路なら座席定員のガーラは仕方ないですよね

  3. 村営都市間高速バスは珍しいけど、
    高速バスだから数百キロと言う考え方は短絡的過ぎるかなと。
    日本全国で数十キロの都市間高速バスは見れますよ。

    ちなみに飛島バスのセレガやガーラ。
    仕様面では三重交通のA特急車そのもの。
    A特急車は都市間高速バス、
    たとえば桑名ネオポリスと名鉄名古屋バスセンターなどが活躍主体ですが、
    桑名市内で路線バス(この場合の路線バスはエルガやブルーリボンなど)に混ざって走ってたり
    貸切で使ったりとなんでもありな車。
    桑名駅から大山田団地にガーラの方が、
    え?となるかも。

  4. うちのほうは栃木産まれのガーラが普通に来ますよ
    今のガーラなんてセレガで羨ましですね
    要はJRバステックの老骨のほうね。
    しかもバステックより更に古いLV781型!V10ですよ。
    栃木産は路線から観光まで通しのLV型だったけど最近は日野A05エンジンを載せたHR2A型ハイブリッドもあるけど我が田舎では当面走らないでしょうね

  5. 確かにお得感のある路線だ
    東海道の普通に踊り子用が来るような感覚かな?

  6. リッチな村ではあるが、外からはほぼ移住できない、村内でほぼ衣食住の調達が出来ないと言った特殊な自治体でもある。