減りゆくヘッドマーク JR特急の愛称名に込められた思いと歴史とは
列車愛称に見られた「法則」とは
ところで、これらの愛称にはかつてある法則がありました。それは、特急列車には前述した「富士」「さくら」のほか、「みずほ」「はやぶさ」「雷鳥」「とき」のように日本を代表するものや鳥の名前を、急行列車には「東海」「だいせん」「能登」「きたぐに」など走行エリアにちなんだもの、といった具合です。ただし、必ずしもこのように決められていたわけではなく、常磐線を走る特急「ひたち」(茨城県の旧国名)や、中央本線を走る特急「あずさ」(長野県を流れる川の名前)といった例もあります。また、夜行列車には「明星」「あかつき」など星にちなんだものが多く採用されました。
さて、列車の愛称を聞いたとき、ある「もの」が頭の中に思い浮かぶ人も多いでしょう。言うまでもなく、その列車の「ヘッドマーク」です。ヘッドマークとは、文字通り列車の先頭部に掲げられる図案のこと。例えば「富士」だと青地に雪をかぶった富士山のイラスト、「さくら」だと白地にピンク色で桜の花が描かれたものです。
列車の最後部に表示される場合は「テールマーク」などと呼ばれ、戦前の展望車にこれらのマークが取り付けられた写真を見たことがある方も多いでしょう。当初は最後部だけに取り付けられていましたが、戦後になってから機関車の前面にも取り付けられるようになり、ヘッドマークという呼び名が一般的となりました。
一方、電化や蒸気機関車の使用をやめる無煙化によって電車や気動車による特急列車が増えてきましたが、これら列車のヘッドマークは、当初は愛称が文字で書かれた簡素なものでした。1970年代には、ブルートレインなどの先頭部からもイラスト入りのヘッドマークが姿を消し、最後部の客車にのみ掲出されるようになるなど、一時イラスト入りのものは絶滅するかと思われましたが、1978(昭和53)年のダイヤ改正前後からは、電車・気動車特急もイラスト入りのヘッドマークが使われるようになりました。この頃、国鉄は相次ぐ値上げなどで乗客が減少しており、特急列車に親しみを持ってもらいたいという、初めて列車名が採用された当時と同じような意図があったと思われます。
じつは盗難対策ではないか?と思ってみたり。
撮り鉄ならぬ盗り鉄らはなにがなんでも盗もうとする。
鉄道好きと言う割りに車両破壊してでも盗む。
だったら無い方がいいと言う判断をする事業者もあるようです。
ほんで捕り鉄ですか?
津和野駅でSLやまぐち号を降りた後に機関車を転回させる場所でを見に行ったら保安係員みたいな人がピリピリしてたっけかな
因みにアタシですが、何ら危険でも無い遠くから撮っていただけで、お前等呼ばわりされたもんで少しだけ抗議しましたが
相も変わらず一部の無法者の悪行で一括こちらまで悪者扱いされるザマは嘆かわしいかぎりですよ
て言うか、こういう奴の頭の中って列車の写真撮ってるだけで全てが鉄道好きだと勘違いする仕切りが無いんかね?
何か?都会の痴漢対策と同じ頭の仕切りの無さで頭の中に仕切りが無いから津波でも常駐してるんやないでしょうかね?
そうなると、新製された特急車輌にはしっかり愛称幕がついているJR北海道は結構すごいんじゃなかろうか…?
解体されたキハ285系にも愛称幕はついていたし、まだまだ北の愛称幕は廃れなさそうねw
愛称幕が廃れる前に会社そもそもが廃れるは!とか言われそうだけどね…w
勿論ヘッドマークは格好いいですが、EF65の無印銀河にトワイライトの電源車なんて意外と良かったかな
あれ仕事でも京都観光でも利用させてもらいましたが消えてしまいました。
一度だけですが66に釜が代わった後のあさかぜで65のあさかぜに乗ったことあるし(ヘッドマーク無し)
これまた機関車側の巻き取り式列車名が瀬戸だったり回してましたが、楽しい時代でした。
線区ごとにデザインやカラーリングが異なる車両が導入され更にその線区では基本1列車しか設定されないケースが多くなったからなぁ(特に西日本)
ちなみに盗難の件は当時深刻な問題でサボや民鉄の行先表示板とかも盗まれるのでそれまでは乗務員控室の外に並べて置いていたのを止めたりとかしていた。
TVや新聞でも報道されていた事案なんでそこそこ年季の入っている鉄オタなら知ってるんじゃないか?