自衛隊のクリエイター集団、教材整備隊とは? 航空機模型も完全自作、担うは教育支援(写真24枚)

華やかな航空自衛隊のパイロットや、それを支える整備員。彼らの教育に必要な教材作製を一手に担う、航空自衛隊唯一の生産部隊である教材整備隊を紹介します。

精密模型からポスター、PR動画まで

 轟音を立てながら大空へ舞う航空自衛隊の戦闘機たち。その戦闘機を操縦するパイロットや、整備員など、航空自衛隊に関る全ての隊員たちが必ずお世話になっている部隊があります。それが、教材整備隊です。

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教材整備隊の入る建物玄関に飾られた歴代ブルーインパルスの模型。教材整備隊にて原型から作製されたもの(矢作真弓撮影)。

 教材整備隊は、航空自衛隊の部隊や学校で行われる各種の教育や訓練に必要な教材類の造修(製作、修理、改造や複製)を行っている部隊です。

 1954(昭和29)年に、当時の整備学校の教材部としてその歴史をスタートさせた教材整備隊ですが、現在では航空教育集団の隷下部隊として配置されています。

 教材整備隊は、隊司令をトップとして、准尉、空曹、空士のトップに立ち、隊員を指導して取りまとめる准曹士先任、そして、司令が行う業務を担当する隊本部、工作隊、印刷隊、写真製図隊、補給隊のそれぞれの部隊で編成されています。

 主要な装備品は金属、木材を加工する機器や、溶接、塗装をする機器、印刷物を印刷する機器や製本をする機器などが配置されています。ほかにも、画像や動画を編集する機器も備えています。

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航空自衛隊で配布されている教範の背表紙には、教材整備隊のマークが入っている(矢作真弓撮影)。
動画編集を担当する隊員。ここでは様々な動画を撮影して編集している(矢作真弓撮影)。
製本班が持つ各種の装置。ここで大量に教範類が作られる(矢作真弓撮影)。

 工作隊は統括班、設計班、工作班で編成されていて、おもに金属材料の加工や溶接、組み立てを行っており、合成樹脂を使用した各種の造修作業も担当しています。ほかにも、航空機のコクピットトレーナーや、ソリッドモデルという航空機などの精密模型も作っています。

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コメント

2件のコメント

  1. 毎回、興味深い写真記事ですね。

  2. 教材整備隊の方と実機で陪席してみたい