「マイF-15」を持つ人たち 現役自衛官に聞く「もうひとつの最前線」
フィクションではよく目にする「個人専用機」。実は航空自衛隊にも「自分の飛行機」を持つ人たちがいます。1機あたり百数十億円もする戦闘機を持つとはどういうことなのか、またどのような人たちなのか、現役自衛官に話を聞きました。
現実はアニメのようにはいかない?
フィクションにおけるパイロットは、「個人専用機」を持っている場合が少なくありません。特にロボットものは、主人公やそのライバルに特別仕様の機体が割り当てられていることがほとんどです。
もし、アニメ『機動戦士ガンダム』の「シャア少佐専用 MS-06S ザクII」にあこがれて航空自衛隊に入隊、見事パイロットになった場合、「自分専用のF-15戦闘機」は割り当ててもらえるのでしょうか。
答えは「NO」です。航空自衛隊の戦闘機パイロットは自分の機体を持っておらず、「飛行のたびに機体が割り当てられる」という形で任務に就いています。
少し残念に思うかもしれませんが、一方で、実は航空自衛隊のなかにも自分の飛行機を持つ「機付長(きづきちょう)」と呼ばれる人たちが存在します。
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路線バスなんかは専用車両(2名で1台とか)の割り当てがあるらしいが?
重要な役割には違いないとはいえ、マイF15を持つのが整備士と言うのはこじつけでは?
ただのIRANまでのつなぎだろ