ヘルメットのバイザーに速度やナビ ライダーの未来が現実に スマホ連携も

スマートフォンのディスプレイ供給などで知られるジャパンディスプレイが、視界に映像を映すヘルメットを開発しました。クルマの技術を応用し、スピードメーターやナビ画面を視界に映し出すといいますが、どのような仕組みなのでしょうか。

バイザーがディスプレイ?

 スマートフォン用ディスプレイで世界的シェアを持つジャパンディスプレイが、視界に映像を映し出すヘルメットを開発しました。

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バイザーに装着した透明ディスプレイに映像を映し出すヘルメット。レースでの実装を想定した走行テストも行われている(画像:ジャパンディスプレイ)。

 名付けて「HUD搭載スマートヘルメット」。「HUD」とはヘッドアップディスプレイの略で、近年はクルマのフロントガラス部分に情報を映し出す車載HUDの採用が増えています。今回開発したヘルメットは、この自動車用HUDの技術を応用しているとのこと。どのような仕組みなのか、同社に聞きました。

――どのような仕組みなのでしょうか?

 製品発表の場では、肉眼とバイザーのあいだに取り付けた透明な板に映像を映していました。しかしながらヘルメットに装着したプロジェクターで投影しているものですので、原理的にはプラスチックのバイザーに直接投影することも可能です。今後、バイザーに映像を見やすくするコーティングを施すことなども考えられます。

 自動車用HUDの場合は、ダッシュボードの下から投影し、鏡などを介してフロントガラスの少し先に映像を映し出します。イメージとしては、夜間に電車の窓へ車内の様子が映り込むような感じでしょうか。これを、バイザーの上から投影しているのが今回のヘルメットです。とりあえず形にした段階なので、今後まだまだ改良の余地があります。

――どのような情報が映し出されるのでしょうか?

 スピードメーターやナビの情報、スマートフォンの着信案内など、自動車用HUDと近い内容を想定しています。常時映し出す情報もあるでしょうし、スイッチ操作などで随時映し出すようにすることも考えられるでしょう。

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