関空の鉄道再開は4週間後めど 道路橋の損傷部分はおおむね2週間で撤去へ 国交省方針
国土交通省が関西空港の「早期復旧等に向けた対策プラン」を発表。連絡橋の復旧対応についての方針を示しました。
2週間をめどに道路橋の復旧時期を確定へ
国土交通省は2018年9月7日(金)、台風21号で被災した関西空港について、政府のタスクフォース(任務部隊)が取りまとめた「早期復旧等に向けた対策プラン」を発表しました。
空港は7日(金)からB滑走路の運用が再開。プランの骨子によると、さらに9月中旬をめどにA滑走路の運用を暫定的に再開させ、以降、国内線、国際線ともに発着回数を順次回復させていく方針です。本格的に復旧するまで、伊丹、神戸、中部などへの振り替えも想定します。
タンカーが衝突して損傷した連絡橋は、利用できる反対側の道路橋(上り線)を使って7日(金)から対面通行を実施。ただし交通の容量が限られるため、鉄道が復旧するまでは一般車両の通行を禁止して、対象を緊急車両やバスなどに制限します。
損傷を受けて鉄道部分に寄りかかった道路橋はおおむね2週間で撤去し、復旧時期を確定。撤去後は鉄道橋の修復に速やかに着手し、不通になってからおおむね4週間で空港アクセス鉄道の運転を再開させたい方針です。鉄道復旧後は交通需要を踏まえて、通行車両規制の段階的な解除を検討します。
【了】
※誤字を修正しました(9月7日16時20分)
託すフォース(お願い戦士)?
タクスフォース(税金戦士)?
タスクフォース task forceのことですかね
ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。
タンカーが衝突した部分の近くの橋脚が使用に耐えられる状態であれば、橋桁の箇所を差し替える形でいけそうと思いますが・・・。いずれにせよ早い復旧を望みたいです。
4週間で復旧できるとは思えない。