東急と首都高がタッグ! 道路管理システムを応用した鉄道チェック車両がデモ走行(写真41枚)

鉄道の東急グループと道路の首都高グループがタッグを組み、鉄道施設の保守管理システムを共同で開発しています。両グループは伊豆急線で実証実験を行っている計測車両を報道陣に公開。今後は東急線での実験も行われる予定です。

道路用の計測車を鉄道用の台車に搭載

 東急グループと首都高グループの4社は2018年9月27日(木)、開発中の鉄道保守管理システム「鉄道版インフラドクター」の計測車両を報道陣に公開。伊豆急行の伊豆高原輸送管理センター(静岡県伊東市)で、デモンストレーション走行を行いました。

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東急と首都高が共同開発した「鉄道版インフラドクター」の計測車両(2018年9月27日、草町義和撮影)。

 インフラドクターは首都高グループが開発した、道路の維持管理システムです。レーザー計測装置や全方位カメラなどを屋根上に搭載した計測車両が、道路を走りながら周囲の構造物をレーザースキャン。これにより正確な位置データ(3次元点群データ)を取得し、構造物の状態をチェックします。

 これに対して鉄道版インフラドクターは、インフラドクターの技術を鉄道に応用するもの。東急グループの東急電鉄と伊豆急行、首都高グループの首都高速道路と首都高速技術が共同で開発を進めています。

 計測車両は道路用インフラドクターの計測車両を鉄道用の台車に搭載し、これを保守作業用の機関車がけん引。線路を走りながらトンネルなどの構造物をチェックします。今回公開された鉄道版インフラドクターの計測車両は、伊豆急行が保有している鉄道用台車と保守作業用機関車を使用。計測車両の屋根上にはLEDライトを新設し、計測装置も設置の向きを変えるなどして、鉄道施設のチェックに対応した改良が施されました。

 車内の後部席にはデータ確認用の端末が設置されています。デモ走行時に乗ってみたところ、画面に表示された地図やカメラ映像が計測車両の動きにあわせて変化しているのが分かりました。

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