「TOICA」エリア、JR東海3路線で拡大 愛知環状鉄道も新たに対応へ

JR東海が、3路線の18駅に「TOICA」サービスを新たに導入。愛知環状鉄道でも全23駅で「TOICA」が使えるようになります。

「指定席券売機」で定期券購入可能に

 JR東海は2018年12月12日(水)、ICカード「TOICA」の利用エリアを2019年3月2日(土)に拡大すると発表しました。該当する線区は次のとおりです。

・東海道本線:柏原~醒ケ井間(3駅)
・御殿場線:下曽我~足柄間(9駅)
・関西本線:南四日市~亀山間(6駅)

 この拡大により、JR東海では167駅で「TOICA」などのICカードが利用できるようになります。

Large 181212 jrctoica 01
「TOICA」エリアのうち、オレンジ色部分が2019年3月2日に拡大する(画像:JR東海)。

 また、「TOICA定期券」は同日から、駅窓口に加え、次の3路線12駅の指定席券売機で、新規購入・継続購入が可能になります(通学定期券など一部除く)。

・東海道本線:名古屋、金山、幸田、蒲郡、豊橋、浜松、掛川、島田、静岡、三島
・中央本線:勝川
・関西本線:四日市

 新幹線駅では、新幹線改札口付近などの指定席券売機を除きます。このほか、「TOICA」エリア内の在来線駅でも、「TOICA定期券」が購入できる指定席券売機に順次更新されます。

 なお、同じ2019年3月2日(土)から、岡崎~高蔵寺間を結ぶ愛知環状鉄道の全23駅でも「TOICA」サービスがスタート。これにあわせてJR東海と愛知環状鉄道の「TOICA連絡定期券」も発売されます。

【了】

この記事の画像をもっと見る(2枚)

最新記事

コメント

Leave a Reply to てってって Cancel reply

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

3件のコメント

  1. エリア広がるのはいいが、醒ヶ井~米原、函南~熱海、下曽我~国府津といった、隣駅なのにエリア外で使用不可という不自然かつ不便極まりない状況、いつまで続けるつもりなんだろうか。何かと対応に追われるであろう駅員さんなど現場の方が気の毒でならない。

  2. 相変わらず、跨いで利用する事はできないんだね。
    でも、御殿場線に拡大すれば東京~大阪までICカードだけで移動できるのはありがたい。
    御殿場線は松田駅で小田急に乗り換えればICカード利用できるし。
    だから、沼津駅高架化して、御殿場線松田~沼津駅を運行する列車を増やして利便性を上げた方が個人的には良いかと思います。

    • 「ふじさん」乗車時の通し利用はどうせ不可だろう。片手落ち。