なぜ浦安始発? 東西線、車庫がない中間駅から列車を設定 その意図を東京メトロに聞いた

東京メトロ東西線のダイヤ改正で、浦安を始発駅とする列車が平日朝に2本新設されます。浦安駅は車庫も折り返し設備もない中間駅ですが、なぜこの駅が始発駅に設定されたのでしょうか。

「要望の実現」だけではない浦安始発の狙い

 東京メトロはなぜ、わざわざ回送運転を行ってまで浦安始発の列車を運転することにしたのでしょうか。同社に話を聞きました。

――ダイヤ改正で浦安始発の列車を新設するのはなぜですか?

 浦安駅の利用者から「(座れる可能性が高い)始発列車を運転してほしい」という要望があり、今度のダイヤ改正で新設することにしました。

――ほかの路線の中間駅でも、そうした要望はあるのでしょうか?

 多くの路線の中間駅で「始発列車を運転してほしい」という要望をいただいていますが、今回は最も混雑が激しい東西線で実現させることにしました。

――朝6時台に2本運転するとのことですが、これは東西線が最も混雑する時間帯から外れています。

 浦安始発の列車は、時差通勤キャンペーンの一環という面もあります。座れる可能性が高い始発列車を早朝に設定することで、時差通勤の魅力を高めたいと考えています。

※ ※ ※

 ちなみに、東京メトロはダイヤ改正に先立ち、2019年1月21日(月)から2月1日(金)の平日にも、浦安始発6時31分の高田馬場行き臨時列車「時差Bizトレイン」を運行する予定です。

 国土交通省の公表データ(2017年度)によると、東西線の最大混雑率はピーク時で199%(7時50分~8時50分、木場→門前仲町)。これは1時間の平均値ですから、列車によっては200%を超えているかもしれません。

 これに対してピーク前の6時50分~7時50分は157%と、比較的余裕があります。そこで東京メトロは時差通勤キャンペーンを展開。ピーク前の時間帯に東西線を利用すると、商品券などに交換できるメダル(ポイント)が付与されます。これにより通勤客を早朝に誘導し、ピーク時の混雑緩和を図ろうとしているわけです。

 ただ、東西線の最大混雑率は京葉線の全線開業(1990年3月10日)で200%前後に下がって以降、おおむね横ばいで推移しており、目立った変化はありません。早朝の浦安始発列車が時差通勤キャンペーンの「魅力」を大きく高め、ピーク時の混雑緩和につながるのかどうか、今後の混雑率の推移が注目されます。

【了】

※一部修正しました(1月17日10時05分)。

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コメント

4件のコメント

  1. 妙典駅は市川市ですよ

    • KT様

      平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

      このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。

      先程修正いたしました。

      これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう、 何卒よろしくお願い申し上げます。

  2. 妙典駅(千葉県浦安市)は千葉県市川市です。

    • Y.M 様

      平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

      このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。

      先程修正いたしました。

      これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう、 何卒よろしくお願い申し上げます。

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