日本海で衝突、墜落のロシア機Su-34はどんな飛行機? 戦闘機なのにトイレ付きのワケ

同じSu-27派生機でもバリエーションいろいろ

 ロシア空軍が現在配備するSu-27系列の戦闘機は、基本形で戦闘機寄りのSu-27SM(単座)、高性能で戦闘機寄りのマルチロールファイターSu-35S(単座)、やや爆撃機寄りのマルチロールファイターSu-30SM(縦列複座)、完全に爆撃機寄りのマルチロールファイターSu-34があり、それぞれに適した任務に使い分けているようです。

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縦列複座のマルチロールファイターSu-30M2。Su-34よりも戦闘機寄りであり、より幅広い任務をこなす(関 賢太郎撮影)

 Su-34は、ほぼ爆撃機に近い前任機のスホーイSu-24戦闘爆撃機の代替として開発され、飛行機自体は1990年代にはほぼ完成していましたが、ソ連崩壊後の混乱期と重なったため、経済的な理由からなかなか実用化できないでいました。ようやく実働体制に入ったのはここ最近でした。

 しかしながら急激に数を増やしつつあり、2019年現在は111機が現役であるとみられます。また、新しい性能向上型Su-34Mの開発も行われています。Su-34の生産が遅れたぶん、Su-24の近代化改修型は、いまだ空軍および海軍に300機近く残っているとみられ、これらがすべてSu-34に置き換えられるかどうかは不明ですが、Su-34は今回の事故に関わらず、今後さらに数を増やしてゆくことは間違いないでしょう。

【了】

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コメント

4件のコメント

  1. スラブ系神話に巨人族が登場しないのは自身が貪欲な巨人族だから

  2. 日本の航空自衛隊にも欲しい機種ですね。

    米国が嫌がるから無理とは思いますが・・・・

    • 確かに。F4の後継機として120機くらいあると安心かも。

  3. 横並びはF-111みたいだね