ANA、伊丹空港ラウンジを一新! 席が入口からの距離で変化 地域の味も(写真50枚)

より上級の「ANA SUITE LOUNGE」はこうなった! 期間限定で「ふわとろ」も

 そして、プレミアムメンバー向けのラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」。こちらも「ANA LOUNGE」と同様、連なる窓の向こうに滑走路が見え、奥行きを感じますが、壁(大和壁)がウォールナットになっており、落ち着いた雰囲気があります。センターテーブルを囲む大きなソファの、余裕のある座り心地も印象的です。飛行機のフラップを模した空港ラウンジらしい天井が視界に飛び込んできます(“フラップ天井”は「ANA LOUNGE」にはない)。

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伊丹空港の新しい「ANA SUITE LOUNGE」(2019年1月30日、恵 知仁撮影)。

 飲食サービスではソフトドリンク、ビールやワインなどのアルコール類にくわえ、おにぎりや味噌汁といった軽食、そして「地域にちなんだメニュー」が楽しめるのもポイントです。

 2019年3月31日までの期間限定で、ラウンジリニューアルを記念したANAオリジナルの、フワッととろけるような食感がポイントという兵庫・明石の郷土料理「明石焼き」、芳醇なバター風味のワッフルに豊かなコクのチョコレートをかけたという大阪・梅田「Manneken」の「チョコレートワッフル」が提供されます。

 4月以降は「Manneken」のプレーンワッフルが用意されるほか、随時、地域にちなんだメニューの提供を検討していければ、とのことです。

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地域の工芸品が空間を彩る「ANA SUITE LOUNGE」。
「ANA SUITE LOUNGE」にて、期間限定で提供される「明石焼き」。三つ葉をのせていただく。
左から2人目がANAの衛藤執行役員、3人目がANA CS&プロダクト・サービス室商品戦略部の原部長。

 こちらもコンセントやUSB充電口が各席に用意されているほか、大阪の「ガラス」、京都の「京焼・清水焼」「京団扇」が「地域性」を出しています。

 伊丹空港のANA新ラウンジは、2019年2月1日(金)にオープン。2019年秋には、室内型「ANA PREMIUM CHECK-IN」(専用カウンター、専用保安検査場)も新設される計画です。

 また、続いて福岡空港と那覇空港のANAラウンジも2019年2月以降、リニューアルオープンします。

【了】

【写真】一新! これがANAの新・伊丹空港ラウンジ!

Writer: 恵 知仁(乗りものライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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