中部横断道の2区間、3月開通 山梨県~静岡県間が30分短縮、下部温泉もより近く

新清水JCT~富沢IC間と下部温泉早川IC~六郷IC間が開通します。

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中部横断道の新清水JCT~富沢IC間と下部温泉早川IC~六郷IC間が2019年3月10日に開通する(画像:NEXCO中日本)。

 国土交通省関東地方整備局とNEXCO中日本は2019年2月5日(火)、中部横断道の新清水JCT~富沢IC間20.7kmと下部温泉早川IC~六郷IC間8.4kmが3月10日(日)16時30分に開通すると発表しました。

 中部横断道は、新東名高速などに接続する新清水JCT(静岡市)と、上信越道との接続点、佐久小諸JCT(長野県佐久市)とをほぼ南北に結ぶ高速道路です。このうち新東名~中央道間では、六郷IC(山梨県市川三郷町)から中央道に接続する双葉JCT(同・甲斐市)までの区間が開通しています。

 今回の新清水JCT~富沢IC間と下部温泉早川IC~六郷IC間は、暫定2車線で整備されます。設計速度は80km/hです。この2区間の開通により、山梨県庁から静岡県庁までの所要時間は約30分短縮されて2時間5分になるといいます。

 富沢ICまでの通行料金(普通車、通常料金)は、東京ICから4310円、横浜町田ICから3820円、清水ICから870円、名古屋ICから4610円、新静岡ICから960円。下部温泉早川IC~六郷IC間は新直轄方式区間のため無料です。

 なお、建設中の富沢IC~南部IC間は2019年夏ごろに、南部IC~下部温泉早川IC間はトンネル工事が順調に進んだ場合2019年度にそれぞれ開通する見込みです。

【了】

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