ようやく進むか「地方交通のキャッシュレス化」 交通系ICカード以外の方法も
都市部の鉄道やバスを中心に、交通系ICカードによる運賃決済が広まっていますが、コスト面から地方の鉄道やバスでは導入されていない場合も。様々な決済方式が登場するなか、「最適解」はあるのでしょうか。
バス車内のQRコード決済導入には課題も
すでに、一部のバスではQRコードによる運賃決済が導入されています。九州の西日本鉄道では2019年2月、インバウンド利用を想定して中国のQRコード決済サービス「アリペイ」と「ウィチャットペイ」に対応する決済端末を、高速バス佐賀空港~福岡線に導入。降車の際に運転手へ申し出たうえで、「アリペイ」「ウィチャットペイ」のアプリ画面で表示される支払いコードを運賃箱上の読み取り端末にかざし、決済ができるようになりました。
現在、経済産業省でも交通事業者向けに、QRコード決済を含むキャッシュレス決済の普及について検討を進めています。同省のキャッシュレス推進室によると、「ICカードは大がかりなシステム構築が必要ですが、QRコード決済は、極端にいえばQRコードが印刷されたシールを貼るだけでも導入でき、利用者のスマホひとつで決済が完結します」とのこと。ICカードと比べ、導入コストの面ではかなり有利だそうです。
ただ、バス車内におけるQRコード決済の普及には課題も。西鉄の佐賀空港~福岡線は、大人片道運賃が1130円(佐賀空港~高速基山)と1650円(佐賀空港~福岡市内)の2通りしかなく、運賃の違いにも比較的容易に対応できますが、一般的に路線バスの運賃は、より細かく乗車距離に応じて変動します。その運賃変動への対応が課題になると、経済産業省でも想定しているものの、まだ方針は策定していないといいます。
いばっピ、常陸でヒタッチ
ICカードやQR決済よりも、重要なのは運転士の確保、路線の維持だと思う。
鉄道に比べるとまだまだバス路線の存在も知られてないしわかりにくく利用しづらい。
慣れない利用者にも利用しやすくするのも重要だろう。
この記事は地方路線のキャッシュレス化の記事だろうによ、ではドライバー確保や路線維持の具体案は?
ご存じかとは思うが、免許の敷居を下げたり車両緩和で乗り切ろうとする企業面子の政に大前提でなければならない雇用条件改善が後回しどころか改善しようとする気配すらないでしょ
外国企業の決済サービスを使うのは国益に反するよ。
労せずして、金が手に入る企業には重税が必要。
>外国企業の決済サービスを使うのは国益に反するよ。
新幹線や飛行機などのチケット、高速道路でのETCなどでクレジットカード使う場合はJCBしか使えないんですかね?(VISAはアメリカ企業の決済サービスですよ)