海自P-1哨戒機を知り尽くす「FE」というお仕事 民間機では消えた役職がいまだあるワケ

「FE」は「フライトエンジニア」の略で、日本語では「航空機関士」あるいは「機上整備員」と呼ばれるポジションです。民間機におけるFEは姿を消して随分になりますが、海上自衛隊のP-1哨戒機においては、いまなお重要なポジションです。

【写真】けっこうな存在感、P-1最後尾のアレ

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P-1哨戒機の尾部に伸びるのは「磁気探知装置(Magnetic Anomaly Detector)」で、通称「MAD」。潜水艦を磁気で探知するためのセンサーで、P-1自身の機体や電子機器の影響を避けるため、なるべく離して装備されている(2018年12月6日、関 賢太郎撮影)。

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1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。

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コメント

1件のコメント

  1. FE必須の機体だとそれこそ海外では売れないのでは