初便に搭乗! JAL最新機エアバスA350-900の「快適」客室を揚げ餅と菓子パンの袋で検証
JAL会長の「おすすめポイント」も体験!
与圧のほかにも違いが。JALの植木義晴会長が「おすすめポイント」としたエンジン音の静かさです。客室からも「静かだね」という声が聞こえましたが、エンジン音が小さいからか、他の搭乗者の声もよく聞こえます。A350-900型機の機内サービスで飲み物を頼む際、声を大きめに出さなくてもCA(客室乗務員)に通じたのが印象的でした。
植木会長が「もうひとつのおすすめポイント」というのが機外モニターです。垂直尾翼からの視点が加わりました。画質は滑走路のタイヤの跡が見えるほどクリアです。全席に装備された個別のモニターでその映像を確認できます。
A350-900型機は、エアバスの最新鋭旅客機「A350 XWB」シリーズのひとつです。JALはA350-900型機18機、同シリーズの長胴型であるA350-1000型機13機、あわせて31機の確定発注と、さらにオプションとして25機の購入契約をエアバスと締結しています。
水平飛行中に機長から「私たちは、皆様とA350-900型機でフライトできることを長いあいだ楽しみにしてきました。優れた安全装備、環境性能、快適な客室が特長のA350-900型機を、これからのJALの新しい姿として育ててまいりたいと思います」とのアナウンスが。A350-900型機初便の搭乗者数は369人で、満席でした。
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