急行「飯田線秘境駅号」何がおもしろい? JR東海担当者が明かす10年続いた人気のワケ

小和田、中井侍、為栗、田本といった、鉄道以外での到達が難しい「秘境駅」を巡るJR東海の急行列車「飯田線秘境駅号」。同社の担当者は、運行が10年続いた要因のひとつに「リピーターの多さ」を挙げます。人気の背景を聞きました。

駅での特産品販売、完売になるほどの人気

 急行「飯田線秘境駅号」はこの2019年秋、11月16日(土)と17日(日)、23日(土・祝)、24日(日)の4日間に1往復ずつが設定され、下りは豊橋駅を9時50分に出発。途中、秘境駅の小和田(こわだ)、中井侍(なかいさむらい)、伊那小沢(いなこざわ)、為栗(してぐり)、田本(たもと)、金野(きんの)、千代(ちよ)などに停車しながら、15時30分に飯田駅へ到着します。

 上りは、飯田駅を13時03分に発車し、同様に6つの秘境駅に立ち寄りながら、豊橋駅へ17時54分に到着。上下ともに、秘境駅に挟まれた途中の平岡駅(長野県天龍村)ではしばらくのあいだ停車し、お茶やゆずを使った加工品など地元の特産品の販売も行われます。

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急行「飯田線秘境駅号」の到着に合わせ、平岡駅で行われている特産品の販売(画像:JR東海)。

「平岡駅での特産品の販売は、いつも完売になるほどの人気です。地元の方々によるお見送りもあります。なるべく地元の方々のご協力を得るような形でやらせていただいており、弊社だけでなく、地元の方々と双方の利益になるようにと考えています」(JR東海 大谷さん)

 観光列車として10年続けていくうえで、顧客サービスの維持向上だけでなく、沿線自治体の住民の力を借りられたのも大きかったと、大谷さんは言います。

「お客さまにとっても、そうしたものがあるから行ってみようという気持ちが生まれると思うので、地域への密着はとても大事にしています」(JR東海 大谷さん)

【地図】急行「飯田線秘境駅号」の走行ルート

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1件のコメント

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