国内未採用 C-130J輸送機のファクトシート 初の日本語版公開 ロッキード・マーチン

ベストセラー輸送機の最新型C-130Jの機体概要書、日本語版が公開されました。

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インド空軍のC-130J。J型はプロペラが6枚なのが特徴(画像:ロッキード・マーチン)。

 2019年10月3日(木)、ロッキード・マーチンは、自社製C-130J輸送機におけるファクトシート(概要書)の最新版を初めて日本語で公開しました。同社の発表では、今後、定期的に日本語版を提供していくそうです。

 C-130Jはアメリカで開発された4発エンジン搭載の中型輸送機で、1954(昭和29)年8月に初飛行したC-130 シリーズの最新型です。同機はシリーズ累計で約3000機生産されたベストセラーで、日本では海上自衛隊がC-130Rを、航空自衛隊がC-130Hをそれぞれ運用中です。

 最新型のJ型は、エンジンや操縦系統などを一新して性能向上を図っており、プロペラがエンジン1基につき6枚なのが外観上の特徴です。J型はアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダなどで導入されており、日本にもよく飛来しますが、自衛隊への採用はありません。
 
【了】

【写真】日本語で読める初のC-130J輸送機用ファクトシート

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コメント

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1件のコメント

  1. C-2 (国産)で行く予定だから
    危機感募らせた?