韓国新型戦闘機KF-X、したたかな開発戦略と現状 空自F-2後継機の少し先でどうなった?
ひるがえって空自F-2戦闘機の後継機開発を考えると…?
防衛省は2018年12月に発表した中期防衛力整備計画で、2019年現在も航空自衛隊が運用しているF-2戦闘機に関し、これを後継する将来戦闘機について「国際協力を視野に、わが国主導の開発に早期に着手する」という方針を発表しています。
「国際協力」には、F-2のような外国および外国企業との「共同開発」から、KF-Xのように開発期間の短縮と開発費の低減を狙って、必要とする技術を外国および外国企業から移転してもらうという手法まで、様々な選択肢が存在しています。もし日本がKF-Xのように、必要とする技術だけを外国および外国企業から移転してもらうという手法を選択した場合、日本側の希望が技術移転元の政府から拒否されれば、KF-Xと同様、開発期間の延長と開発コストの増大を余儀なくされる可能性もあります。
KF-Xの正式な開発は2016年から開始されており、前にも述べた通り韓国防衛事業庁は、2026年に開発を完了する目標を掲げていますが、韓国国内には約10年間という開発期間について、短すぎるのではないかとの懸念の声があります。日本政府・防衛省は2020年度予算の概算要求に、金額を定めず事業の実施のみを要求する「事項要求」の形で、将来戦闘機の開発費を計上していますが、仮に2020年度から開発が開始されたとしても、F-2の退役が開始される2030年代前半までには10年強しか時間がありません。
自衛隊向け将来戦闘機の開発には、1兆円を超える経費が必要となると見込まれています。それだけの経費を投入する以上は、ただF-2の退役時期に間に合わせるという拙速さは不要でしょう。それよりも、外国からの技術支援を受けるのであれば、途中で方針を変更されないよう明確なスキームを構築することや、将来戦闘機の実用化が見込まれている2030年以降、長期にわたって運用する戦闘機にはどんな能力が求められるのかを、他国の戦闘機開発の状況もにらみながら慎重に見極めることの方が大切なのではないかと、筆者(竹内修:軍事ジャーナリスト)は思います。
【了】
Writer: 竹内 修(軍事ジャーナリスト)
軍事ジャーナリスト。海外の防衛装備展示会やメーカーなどへの取材に基づいた記事を、軍事専門誌のほか一般誌でも執筆。著書は「最先端未来兵器完全ファイル」、「軍用ドローン年鑑」、「全161か国 これが世界の陸軍力だ!」など。
「KF-X」の目指してる要素は今更な4・5世代機だしね(F-35やF-22は第5世代機、F/A18Eスーパーホーネットは4・5世代機) 。
残念ながらF/A18Eスーパーホーネット程の性能を出せるとは思えない。
性能的にもF-15Eの下位機になるんじゃないのかな(生産・整備技術の低いK国じゃ予定通りの性能を安定しては出せないでしょ)
K国がアメリカからの技術提供を受けられなかった一番の原因は、軍事技術漏洩の前科が有るからで、一度でもやった事のある国は信用できないからであって当たり前の処置ですよ。
ステルス性を期待できない構造をロシアからのステルス性?のある塗料でカバーするみたいだし。
F-35にしても完成機しか輸入できない上に、簡単な整備しか出来ない制限付き(大規模な整備や修繕には日本かオーストラリアまで持っていかなければならない・・・アメリカにはそれだけの技術が無いと見られてるのと、不用意な情報流出を懸念しての措置)まぁ、日本に頼むのは嫌だからオーストラリアまで運ぶ事になるんじゃないかな、軽空母と謳った揚陸艦でも使って。
自衛隊の次期支援戦闘機の開発は、第五世代機から第六世代機を目指してのものらしい。
が、今回を逃すと無人戦闘機開発に移るのではとの声も・・・
エンジンに関しては良い物を開発できた様では有るが。
技術移転?
日本をなめるなよ‼️
F-2で常用戦闘機では世界初の
「アクティブフェイズドアレイレーダー」を
実用化
大型の対艦ミサイル4発搭載するためにベースのF-16より主翼が大きくなってしまうので、
炭素製複合材(カーボン)で製造
尖閣などへの脅威によって、我国もついに空母運用へ舵を切るなど、これからは離島防衛のウエイトが上がるので、現行の戦闘機のような長い滑走路が必要な戦闘機思想はこれからの時代に即しているか疑問。
これからの支援戦闘機には、ステルスとSTOVL能力がウエイトを占めてくる気がする。
Made in Korea = Fuck.