有楽町線・副都心線に新型17000系電車 2020年度に営業運転開始へ 東京メトロ
7000系を置き換えます。
東京メトロは2019年11月11日(月)、有楽町線と副都心線に新型車両の17000系電車を導入すると発表しました。
およそ45年にわたり使われている有楽町線・副都心線の7000系電車を置き換えていきます。17000系は2020年度下半期に営業運転を開始する計画です。
外観は従来の7000系や10000系電車を連想させるような丸型のヘッドライトを採用。車内は7000系と比べ床面を60mm低くし、ホームとの段差を減らします。車いすやベビーカーを使う人向けのフリースペースを全車両に設けるほか、連結面、座席横の仕切り、荷棚に強化ガラスを用いて車内の開放感を高めます。
安全面では、万一脱線した際でも自動で列車を止める脱線検知装置を搭載。丸ノ内線の2000系電車から運用を開始した「TIMAシステム(車両情報監視・分析システム)」を導入し、走行する17000系の機器状態を、総合指令所や車両のメンテナンス部署から遠隔監視します。
17000系は、2020年度下半期に1編成(10両)が営業を開始し、2022年度までに計21編成(10両編成6本、8両編成15本、計180両)が導入される計画です。
【了】
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