北陸新幹線「かがやき」台風被災前と同じ本数に 「あさま」も本数増 30日から

東京~金沢間の「かがやき」が、上下計20本に戻ります。

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E7系・W7系が使われている北陸新幹線(2015年4月、草町義和撮影)。

 JR東日本とJR西日本は2019年11月15日(金)、台風19号の影響で車両が被災し暫定ダイヤで運行している北陸新幹線について、30日(土)から東京~金沢間の直通列車を通常時と同じ本数に戻すと発表しました。

 東京~金沢間の速達列車「かがやき」は現在、上下計18本ですが、30日(土)から計20本に。富山~金沢間の「つるぎ」も上下計35本から計36本に増やされます。これにより、現在すでに通常ダイヤと同じ本数の東京~金沢間「はくたか」とともに「かがやき」「つるぎ」も、定期列車の運転本数が通常ダイヤの水準に戻ります。

 東京~長野間の「あさま」は、通常ダイヤが上下計34本のところ現在は計23本の運転にとどまっていますが、30日(土)以降は計30本に、12月27日(金)以降は計32本に段階的に増やされます。

 一部の「あさま」の運休が続くため、11月30日(土)から12月26日(木)までの暫定ダイヤでは、上越新幹線の一部の「とき」が本庄早稲田駅に、北陸新幹線の一部の「あさま」が安中榛名駅にそれぞれ臨時停車します。また、上越新幹線で臨時の「たにがわ」が運転されます。

 なお、臨時の「たにがわ」は12月27日(金)以降の暫定ダイヤでも運転が継続される予定です。

 指定券は11月16日(土)11時から全国の「みどりの窓口」などで発売。運転日が1か月より先の列車は、通常どおり運転日1か月前の10時から発売されます。

【了】

【表】通常ダイヤと暫定ダイヤの本数比較

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