零戦役も「航空機界の名俳優」と呼ばれたT-6「テキサン」いまなお空飛ぶWW2期の練習機

WW2期、アメリカ軍などでパイロット育成を担ったT-6「テキサン」は、練習機の役目を終えたのち銀幕デビューを果たします。真珠湾攻撃を描く映画『トラ・トラ・トラ!』には零戦役で出演。軍役引退後のほうが有名かもしれません。

「テキサン」の特徴のひとつは数の多さ! 民間払い下げも多数

 注目点はなんといってもその膨大な生産数で、総生産数は諸説ありますが、1万5千機から2万機にのぼります。ちなみに、日本で最も生産された戦闘機は全タイプを合わせた零戦で、約1万機といわれています。戦闘に参加しない練習機で、これほどの数を揃えてしまうことにアメリカの凄さがうかがえます。

Large 20191207 01
2006年、アメリカ カリフォルニア州コロナド海軍基地のイベントにて披露された、T-6「テキサン」の編隊飛行(画像:アメリカ海軍)。

 この「テキサン」ですが、実は軍役引退後のほうが色々な意味で有名です。その生産数の多さから民間に払い下げられた個人所有の機体が多く、アメリカのエアショーなどでは、コレクターが全米から会場まで、文字通り「テキサン」に乗って飛んで来ます。

 しばしばアメリカのエアショーなどを取材しているミリタリーカメラマンによると、「『テキサン』とP-51は流通している部品も豊富で、会場でよく見かける機体」とのこと。会場の蚤の市などでは、部品も売られているそうです。

 また、空冷星形エンジン搭載で細身の低翼単葉機というフォルムは、ちょっと改造すれば日本軍機に見えやすいのか、現在でもアメリカのエアショーで日米の空戦が再現されると、決まって日本軍機役は「テキサン」だといいます。

【写真】航空自衛隊で実際に使用されていた鮮やかな黄色のT-6練習機

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  3. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  4. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  5. 史上最大の軍艦より135mもデカい!? 旧海軍「大和」を凌ぐ『エースコンバット8』の新ボス「陸上戦艦」の衝撃スペックとは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号