自衛隊の「航空ヘルメット」とは?戦闘機とヘリでも違い鉄帽やバイク用とも大きく違う

ひと口に「ヘルメット」といっても多岐にわたりますが、自衛隊で使用している航空機用のものは総じて「航空ヘルメット」と呼称されています。地上部隊のいわゆる「鉄帽」などとはだいぶ異なる、その特徴を見ていきます。

防音性がとても大事な理由

 3つめの共通点「聴覚保護」という点については、たとえば実際にヘリコプターに乗ってみると、やはり騒音の激しい機内であり、こと連絡通話時にはその必要性を実感するそうです。

Large 20191206 01
陸上自衛隊で使用されている航空ヘルメットFHG-1-2を着用する隊員(清水 薫撮影)。

 航空機が搭載するエンジンの騒音は、機外で聞いているよりもうるさく感じ、なおかつ、その騒音が飛行時間中ずっと聞こえているのです。これによって聴力へ異常をきたすという深刻なケースも見られ、機外で飛行支援をする整備員であっても、そうした異常を訴える隊員もいるとのことです。ヘルメットに防音性能は欠かせません。

 このように「航空ヘルメット」は、操縦士等の聴覚と頭部を保護し、機内における連絡通信を確保するためにも、必須の航空装備であるといえるのです。

【了】

【写真】足元も透けて見えるF-35のヘルメット

Writer:

自衛隊、ミリタリー好きが高じてライターに。フィールドは陸海空を問わない。ハムカツとチヌークをこよなく愛し、自宅パソコンの周辺には両者の各種グッズが山積している。猫が好きだが猫アレルギー。

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス