新京成14年ぶりの新型「80000形電車」登場 年末運転開始へ 「8」の数字を使う理由とは

新京成に14年ぶりとなる新型の80000形電車が登場。秋にデビューした京成電鉄の3100形電車と基本構造を共通とするこの車両は、年内にも営業運転を開始し、新京成の古い車両を置き換えていくといいます。

N800形電車以来の新型車両

 千葉県の松戸~京成津田沼間を結ぶ新京成電鉄が2019年12月9日(月)、くぬぎ山車両基地(千葉県松戸市)で、新型の通勤車両「80000形電車」を報道陣に公開しました。同社では、2005(平成17)年に登場したN800形電車以来、14年ぶりの新型通勤電車です。

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新京成80000形電車(2019年12月9日、大藤碩哉撮影)。

 車両のコンセプトは、10月26日(土)に京成電鉄で運行を開始した3100形電車と同じく「受け継ぐ伝統と新たな価値の創造」。新京成80000形電車の外観は、質実さ、実用本位を基本としつつ、やわらかさを出すため、丸みを帯びた形状になっています。

 また、車体上部には従来の車両とは異なり、ジェントルピンクのラインが施されています。これは高架区間の走行時も、周囲から新京成電鉄のコーポレートカラーが見えるようにするためです。

【写真特集】新京成の新型車両「80000形」

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