東海道・山陽新幹線 座席の特徴&おすすめの選び方 指定席 グリーン席 あえての自由席

自由席のためにあえて始発駅を選ぶ

 そして、自由席の最大のメリットは「どの列車にも乗れる」という点。当たり前ですが、指定席の場合は乗る列車が決まっており、もし乗り遅れた場合は座席指定が無効となってしまいます(この場合、同じ日の自由席であれば乗車可能)。また、たとえば駅できっぷを購入した場合は1回しか列車の変更ができないなど、発車時刻前であっても変更回数に制限があります。これに対し、自由席の場合は列車が決まっていないので、どの列車に乗ってもOK。予定が変わりやすい人は、自由席を好んで使う人も多いようです。

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横1列に複数の席が並ぶ新幹線車両の車内(2018年3月、草町義和撮影)。

 大阪に住んでいる筆者は、打ち合わせや取材などで月に何度か東京へ行きます。ほとんどの場合は「エクスプレス予約」で指定席を取るのですが、混雑する早朝や夜間などは3列席の中央しか空いていないことも多く、そんな時はあえて自由席を選びます。筆者がよく利用する新大阪駅と東京駅は、いずれも始発列車が数多く設定されていますので、これを狙って早めに駅へ向かえば、座れる確率はぐんとアップ。年末年始やお盆などの混雑する時期も、2本くらい後の始発列車ならたいてい座れます。ふだんは品川駅から新幹線を利用する人も、在来線で東京駅へ向かい自由席を狙えば、座れる確率は高くなるでしょう。

 それぞれに特徴がある、新幹線の座席とその確保の方法。うまく使い分けて、移動を快適にしたいものです。

【了】

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【写真】新型新幹線「N700S」のグリーン車

Writer: 伊原 薫(鉄道ライター)

鉄道ライター。乗り鉄・撮り鉄のほか、鉄道旅で酒を楽しむ「飲み鉄」や列車を貸し切って遊ぶ「借り鉄」の普及に勤しむ。最近は、鉄道と地域の活性化アドバイザーとしても活動中。好きな発車メロディはJR北千住駅。

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