東京23区屈指の閑散駅「潮見」には何があるのか? かつては「蟻の町」だった

閑散ぐあいは実質1番?

 その後、1960年代後半から正式な居住が開始されますが、潮見駅の開業は、京葉線全線の営業が始まる1990(平成2)年3月まで待たなければなりません。京葉線が開通すると、急速に集合住宅の建設が進められ、現在の姿になりました。しかしながら、潮見駅周辺は空き地が見受けられ、まだまだ新しい街と言えるのかもしれません。

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駅西口のロータリー前は青々とした空が広がっている(2019年11月、河嶌太郎撮影)。

 ちなみに、筆者(河嶌太郎:ジャーナリスト)はほかの東京23区内JR閑散駅も巡りましたが、潮見駅が実質的に最閑散駅ではという感想を持ちました。というのも、潮見駅はほかの閑散駅のように、近くに利便性の高い旅客駅がなく、また、隣に車両基地が広がっているわけでもありません。潮見駅周辺はホテルや住宅もあり、街に囲まれています。しかしそれにもかかわらず、利用者は比較的少ないからです。

 とはいえ、東京駅からわずか3駅でたどり着けます。京葉線の各駅停車に8分間乗車すれば、東京23区で広々とした青空が見られます。

【了】

【写真】埋立地・潮見の様子 写真で詳しく見る

Writer: 河嶌太郎(ジャーナリスト)

1984年生まれ。千葉県市川市出身。『週刊朝日』『AERA』などの雑誌のほか、「Yahoo!ニュース個人」「AERA dot.」「DANRO」「ITmedia」などのウェブで執筆。アニメを用いた地域振興からゲーム、IT、鉄道など幅広い分野を扱う。国内の鉄道路線の乗り潰しが趣味だが、災害による不通路線を残したまま数年が経過中。

 
    
 
    

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コメント

1件のコメント

  1. 東京駅から僅か3駅間、といっても東京駅の改札を通ってから京葉線のホームに行くまでがチョー遠いからあまり自慢できないんだけどな。