「武蔵小金井」でなく「小金井」行き電車 どんなところへ行くのか? 乗ってみた

東京駅から1本で行ける場所に、中央本線の武蔵小金井駅と、東北本線の小金井駅があります。「武蔵」でない小金井駅は終着駅にもなり、実際に訪問すると、前方後円墳を復元した「国見山古墳」や、保存電車がありました。

後に開業した「武蔵小金井」、重複を避けるため旧国名「武蔵」

 小金井駅は1893(明治26)年3月に開業。現在の駅舎は、東北新幹線の開業に合わせ1977(昭和52)年に改築された4代目駅舎に当たります。一方、中央本線の武蔵小金井駅の開業は1926(大正15)年。先に東北本線の小金井駅が開業していたことから駅名の重複を避けるため、旧国名の「武蔵」を頭につけたとされています。ちなみに、1日あたりの乗車人員は武蔵小金井駅が6万2578人であるのに対し、小金井駅は4194人です(いずれも2018年)。

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駅前にあるC57蒸気機関車の動輪(2019年12月、蜂谷あす美撮影)。

 駅前には、C57形蒸気機関車の動輪とともに、「平和の礎」と書かれたモニュメントが設置されています。第二次世界大戦中の1945(昭和20)年7月28日、駅に停車していた上り列車などが機銃掃射され、乗客などに犠牲者が出た小金井空襲を悼むものです。

 ここからは駅周辺を探索します。まずは駅隣の「下野市観光案内所オアシスポッポ館」に向かい、レンタサイクルを申し込みました。

「普通車、電動自転車、痛チャリがありますがどれにしますか」

 耳慣れない選択肢を最後に提示された気がして、「いたちゃり」と尋ね返してしまいました。痛チャリとは、アニメなどのキャラクターをデザインした自転車のことで、痛車の自転車版といえます。ここでは栃木県のご当地マスコットキャラクター「まろに☆えーる」をホイールに描いた自転車をレンタルできるとのことでした。ならば、と今回は「痛チャリ」を選択。職員からこの痛チャリの注目すべき点を教えてもらいました。

「イラストの横に声優さんのサインも入っているんです」

 では、軽快に痛チャリで出かけてみましょう。

【写真】痛チャリで巡る小金井の街

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