大阪メトロ御堂筋線 深夜2時台まで運行 計2日のみ実証実験 終電延長の影響を調査

0時台以降も15分間隔で運転!

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終電繰り下げの告知ポスター(画像:国土交通省)。

 国土交通省は2019年12月26日(木)、大阪メトロ御堂筋線で終電を繰り下げる実証実験を行うと発表しました。

 2020年1月24日(金)深夜と2月21日(金)深夜の計2日間、御堂筋線の江坂~中百舌鳥(なかもず)間で、通常0時台の終電を2時台に繰り下げます。そのあいだは概ね15分間隔で運転します。

 2016年3月に策定された「明日の日本を支える観光ビジョン」では、訪日外国人の旅行者数を2020年に4000万人、2030年に6000万人、訪日外国人の旅行消費額を2020年に8兆円、2030年に15兆円とする目標を掲げています。

 この目標達成に向けて、国土交通省は訪日外国人旅行者の受け入れ環境整備などを進めていますが、その一環として、受け入れ拡大や消費促進を図るため、夜間(ナイトタイム)を有効活用し、新たな消費機会の創出やナイトライフの満足度向上につなげるための環境整備を図る方針です。

 今回の実証実験では、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)協力のもと終電時刻を繰り下げ、沿線エリアにおける時間帯ごと、属性ごとの回遊パターンの定量的な調査などが行われます。これにより、夜間の交通アクセスの充実に必要となるデータの収集方法を確立するといいます。また、深夜運行を実施するうえでの鉄道事業者側の課題や対応策についても確認します。

 2020年の東京オリンピック期間中には、首都圏公共交通機関の終電延長も計画されています。国土交通省はこの影響などについても適切に把握することで、夜間の交通アクセスの充実に向けた環境整備を進めていく方針です。

【了】

【地図】終電延長の影響を調べる大阪の対象エリア

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コメント

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1件のコメント

  1. 夜遅くまで飲んでも通勤手当で買った定期券で帰れるのでタクシー代が浮くからお父さん大喜び。大阪メトロは慈善事業か。