人身事故などで列車止めると賠償金 本当に?どのくらい請求される? 計算上は億単位も

自殺による輸送障害の場合は?

 自殺による輸送障害でポイントになってくるのは、事故の当該者が生きているのかということです。もしその事故によって本人が亡くなった場合、賠償を本人に請求することはできません。ただ遺族(相続人)が損害賠償の責任を相続することになります。

 もちろん、損害賠償の扱いは事業者や事故によって異なりますし、すべての事故で賠償金が請求されるわけでもありません。遺族に損害賠償が請求される場合も、最初から本来の金額が請求されるわけではなく、協議を通じて落とし所を探すのが一般的です。賠償を請求したとしても、実際のところ百万円単位での手打ちでの請求が多くなっています。鉄道事業者にとってはなるべく回収したい金額単位であるため、担当者が定期的に加害者や遺族宅を訪問して支払ってもらうよう交渉を行っているようです。

 ただし、遺族の経済状況によっては相続の放棄が認められているため、手続きさえすればその責任を免れることとなります。つまり、仮に鉄道事業者が損害賠償を請求したとしてもすべてが支払われることは少なく、たとえ鉄道事業者に非がない輸送障害の場合にも、本人が亡くなっていれば、鉄道事業者が泣き寝入りするしかない場合も少なくありません。

【写真】駅ホームのベンチ 向きが変わると…?

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コメント

4件のコメント

  1. 人身事故の話題になると必ず賠償をって話になるけど、法的にはとにかく倫理的には、それを支払わなければならないのは本人やその遺族じゃなくて、自殺に追い込んだ原因の人(学校ならいじめっ子や担任、会社なら同僚や上司など)だよなぁ、と。
    むしろ、そういう人達にキッチリ請求して、「むやみに人を苦しめると後で自分に返ってくる」となれば、苦しむ人が減るはず。
    誰が該当するか、の判断は…遺書があれば容易だけど無い場合は難しい。あくまで一意見です。

  2. 鉄道への飛び込み自殺の多くは覚悟の自殺ではなく衝動的なものである。「一歩踏み出せば、苦しみからのがれられる」と衝動的に行動してしまう。そのような自殺はホームドアさえあれば確実に防げる。技術的にもそれほど難しい話ではない。自殺の原因の一端は鉄道事業者の安全対策の不備でもあるのだ。
    あれほど頻繁に人身事故が生じているにもかかわらず、鉄道事業者はホームドアの設置を怠ってきた。新型車両を開発・調達したり、駅ナカの商業施設に投資したりする資金はあるにも関わらずである。凄惨な事故が生じ、毎年たくさんの死者を出しているにもかかわらず、再発防止策を講じずに許されている業界はここぐらいであろう。
    安全対策を怠っておきながら、遺族に高額の賠償請求を平然として恥じない鉄道事業者には怒りを禁じえない。遺族は「安全対策の不備が自殺を誘発した」として反訴すべきではないだろうか。自殺者が悪い、鉄道会社は純然たる被害者、というスタンスでは、安全対策は遅々として進まないだろう。

  3. ぺんちゃんと同じ意見です。
    電車に飛び込みなんて怖くて出来ないのにそれ以上に学校や会社に行く事の方が恐怖だと思います。
    やった加害者に請求するべきだ。
    大切な家族に他界され賠償金で苦しめられる被害者は地獄だと思います。
    どうか飛び込まないで下さい。
    学校が嫌なら通信で高校認定や大学認定が受けられます。
    会社や嫌なら辞めたらいいんです。
    生きていたらなんとでもなるんです。

  4. 自殺するのは衝動的で、追い込む側に責任あるのも分かるが、下手すると体が飛んだり物絡めば脱線で他を巻き込んだり大惨事となり、迷惑このうえない。迷惑がかからず、一層のこと誰にも発見されない方法を選らんでもらいたい。処理する側の身にもなってもらいたい。追い込まれる前に離脱しましょう!逃げる勇気を振り絞ってもらいたい。