QRコード決済 ICカードが普及した鉄道で広がるか? 鍵はSuicaシステムのクラウド化

高輪ゲートウェイ駅に導入される新型自動改札機には、新たにQRコードの読み取り部が追加されます。紙でも画面表示でもよいQRコードはICカードと違い、それ自体には情報を書き込めません。Suicaシステムのクラウド化がカギを握ります。

QRコード券、カギはSuicaのクラウド化

 Suicaはこうした課題を解決する技術として、ソニーが開発した非接触ICカードの技術方式「FeliCa」を採用しました。しかしカードの製造コストがかかるため、繰り返し利用する定期券などの利用はともかく、1回だけ利用するための乗車券には使いづらいという難点があります。そこで注目されるのが、どんな紙に印刷したものでも、あるいは印刷すらしなくてもデータの読み込みができるQRコードです。磁気券をQRコード券に置き換えてしまえば、自動券売機でなくても乗車券を発行できるようになり、自動改札機で磁気券のデータを機械的に処理する必要が無くなるからです。

 ただ、QRコードは磁気券と違って、自動改札機からデータを書き込むことができません。そのため券のデータはサーバー上に置かれ、QRコードは券のデータと利用者を紐づける「目印」として使われます。自動改札機で読み取ったQRコードはネットワーク上で処理され、入出場の管理や運賃のチェックを行い、同時に複製や偽造などの繰り返し使用を防止します。

 この仕組みを実現する上でカギとなるのが、JR東日本が進めるSuicaシステムのクラウド化です。2018年7月2日付の日刊工業新聞によると、今後Suicaシステムに、自動改札機の利用時にICカードを識別する固有のIDを読み取り、クラウドサーバー側で管理するIDと紐づいた情報を処理する機能を追加すると報じられています。

【画像】QRコードに対応した新型自動改札機

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コメント

1件のコメント

  1. なんかこれ新規感強いけど、鉄道におけるQRコードを用いた乗車方法は既に東武東上線のTJライナー専用改札で導入している。こちらは乗車券ではないけど、QRコードを用いてる点としては実績があるのでその延長線上で東武では導入が早そうだし、東武がこの技術を開示すれば他社でも導入が早く進みそう。

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