東海道新幹線 空いている列車や座席の選び方 号数で混雑を推測 不定期列車は狙い目?

号数から混雑具合を推測

 ところで、新幹線ではすべての列車に号数が割り振られていますが、この番号は行先や運行日によってグループ分けがされています。たとえば「のぞみ」の場合、1~64号は東京~博多間で運行される列車、100番台前半は東京駅と広島駅や岡山駅など山陽新幹線の途中駅を結ぶ列車、200番台は東京~新大阪間で運行される列車、といった具合です。

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東京~博多間を走った「のぞみ171号」。この列車は臨時列車だった。ちなみに乗車日は土曜日(2017年8月、恵 知仁撮影)。

 また、100番台後半や300~400番台は不定期列車や臨時列車が使う番号です。一部で例外はあるものの、番号を見れば行先や運行日がわかるため、混雑具合を推測する参考になります。ちなみに筆者(伊原 薫:鉄道ライター)はよく東京~新大阪間で新幹線を使っており、その際は300~400番台を狙うことが多いです。

「どの列車に乗るか」とともに「どの席に座るか」も、大きな悩みどころです。東海道新幹線の普通車は、3人掛けと2人掛けの座席が並んでいます。先に埋まるのはやはり、3人掛け窓側のA席と、2人掛け窓側のE席です。この2席の大きな違いは、海側(東京発の列車で進行方向左側)か、山側(東京発の列車で進行方向右側)か、という点。多くの区間や時間帯で日射しが入るA席よりも、E席を選ぶ人が多いようです。

【写真】実は海側A席からも富士山が見られる!

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コメント

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2件のコメント

  1. > いま発車した「のぞみ」の自由席車両は通路まで満員だったのに、1本後の「のぞみ」はガラガラだった、ということもしばしばです。

    かなりの頻度で利用していますが、こんな経験ありませんよ。のぞみ何号か教えて下さい。

  2. たしか、N700AはB席幅広ではありあません。