「ここも補修してあげよう」引退せまる東海道新幹線700系に愛の特別装飾 ラストランへ

残り2編成になり、まもなく東海道新幹線から引退するJR東海の700系電車(C編成)。その車体に特別な装飾が施されました。これにあたって車体の洗浄だけでなく、補修もしたといいます。ラストランの列車は「のぞみ315号」です。

東海道新幹線引退の700系 側面は別デザイン 今後の運転予定は?

 700系の車体装飾は前面のほか、1・16号車の運転席側面、5・9・15号車の側面にも、異なるデザインのものが施されました。運転席側面の装飾は、かつての300系電車、100系電車の東海道新幹線ラストラン時のものを受け継ぐような、車体側面の青帯を生かしたデザインです。

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引退にあたり700系の運転席側面部分に施される装飾(2020年2月10日、恵 知仁撮影)。

 700系は、1999(平成11)年3月13日にデビュー。JR東海の700系は最大で60編成がそろいましたが、その役割を後輩のN700系(N700A)に譲り、現在は2編成(C53、C54編成)のみになりました。

 この装飾が施されたJR東海の700系は、2020年2月12日(水)の東京発新大阪行き「のぞみ305号」から運行される予定です。どの列車にこの700系が用いられるかは、JR東海のウェブサイトで確認できます。

【写真】装飾されていく700系と「先頭車検修装置」

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