チケット5000枚販売 東急とJR東日本の伊豆観光型MaaS「Izuko」実験の第2段階終了

2020年秋以降、最終的な実証実験へ。

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「Izuko」のウェブ画面(2019年11月20日、大藤碩哉撮影)。

 東急とJR東日本、ジェイアール東日本企画は2020年3月17日(火)、静岡県の伊豆地方を中心に実施してきた二次交通統合型サービス「観光型MaaS“Izuko”」の、実証実験第2フェーズの結果を発表しました。

 MaaS(マース)は「Mobility as a Service」の略で、様々な移動(モビリティ)をひとつのサービスとして捉え、利用者に提供する概念です。

 当実験の第1フェーズは、スマートフォン用の無料専用アプリ「Izuko(イズコ)」が導入されました。2019年4月から6月まで伊豆地方を対象に、公共交通機関や施設の検索、予約、アプリ内で発行されるデジタルフリーパスの購入などが可能でした。

 第2フェーズは、2019年12月から2020年3月10日にかけて実施。第1フェーズで浮き彫りになった課題を解決するとともに、利用時の操作性向上やエリア拡大などを推進したといいます。デジタルチケットは、第1フェーズ(1045枚)の約5倍にあたる5121枚が販売されました。国内の観光型MaaSの事例のなかでは「圧倒的な利用規模」といいます。

 3社によると、JR伊東線を含むデジタルフリーパス各種が特に人気を集め、また、利用できる観光施設が増えたことにより、デジタルパスの販売数が増加。下田市内のAIオンデマンド乗合交通は第2フェーズから有料化(1日乗り放題400円)したものの、利用客数や1人あたりの乗車回数は1.3倍前後に増えています。

 しかし一方で、商品の事前購入対応や、決済方法の多様化、観光客ニーズを踏まえた商品設計の必要性や周遊範囲の東伊豆への偏りなど、解決すべき課題も多く残っているとしており、今後、2回の実証実験の結果を踏まえ、最終的な実証実験を2020年秋以降に展開する計画です。

【了】

【グラフ】「Izuko」を使った人の性別・年代・居住地・国籍は?

 
    
 
    

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