西武の路線バスが一新 67年ぶりデザイン変更 青基調 「縦のバス路線」イメージ
「笹の葉デザイン」からガラッと変わります!
西武バスは2020年4月9日(木)、同社の路線バスにおける新カラーリングデザインを発表しました。現在の「ピーコックブルーの笹の葉デザイン」から、じつに67年ぶりの変更だそうです。
新デザインは、西武グループのコーポレートブランドカラーである「Seibu Blue」、「Seibu Light Blue」「Seibu Green」を基調に、ディープブラックやホワイトなど計8色を使用。車体側面を中心に、複数の色の帯が斜めに配されますが、これは鉄道(横の糸)とバス路線(縦の糸)が重なりあう、西武バス営業エリアの交通網を「布(クロス)」に見立てて表現したものだそうです。
この「クロスデザイン」はシートのモケットにも採用。また新デザイン車両には最新の安全装置であるEDSS(ドライバー異常時対応システム)も搭載し、愛称を「S-tory(エストリー)」とするといいます。
今回のデザインは、西武バス社員からなる「西武バスチャレンジプロジェクト」メンバーが、沿線にゆかりのあるプロダクトデザイナー、畠 浩之さん監修のもと検討を進め、決定したといいます。畠さんはこれまで、レクサスやトヨタ「クラウン」「アルファード」などのデザインにも携わっています。新デザイン車両の運行開始は2020年4月下旬から5月上旬の予定で、2020年度は約40両を導入予定だそうです。
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