コスパ最強と叫びたくなる国際線LCC「上位クラス」3選 充実の飲食やフラットシートも
選べる食事メニューとネットが使えるスクートの「スクート プラス」
シンガポールのLCC、スクートが運航するボーイング787-8型機には、21席の上位クラス「スクート プラス(plus)」が設定されています。このクラスの最大の特徴は、豊富な機内食メニューと、インターネットが使えることでしょう。
機内食はビーフシチュー、チキンチャーハン、ラザニアといった7種類のホットメニューのほか、サンドイッチやトルティーヤなどのメニューが揃います。「スクート プラス」では価格制限があるものの、食事とソフトドリンク類が1種類ずつ、無料で提供されます。なお、個数の制限があるので、事前に予約しておくほうがベターとのことです。
そしてLCCでは珍しく、機内Wi-Fiが、30MBまで無料で使えるのも大きな特徴です。画像や動画のやり取りが発生しないメッセージアプリやメール程度であれば、それなりに余裕を持って利用できる容量でしょう。こうしたサービスは、日本国内のフルサービスキャリア国際線でも有料提供が一般的です。
座席の前後間隔は、前出のジェットスター航空と同様、約96cmで、電源コンセントや普通席より深いリクライニング、フットレストも備わります。
同社の成田発シンガポール行きの場合、2020年4月15日時点における同年9月1日出発便の片道運賃は、普通席が2万1050円のところ、「スクート プラス」は3万5050円です。
ちなみに2020年内には、日本にもJAL系列の中長距離国際線LCC「ジップエア(ZIPAIR Tokyo)」が誕生する予定です。機内サービスについては明らかになっていませんが、その上位クラスはエアアジアXと同様、フルフラットシートを搭載しています。
【了】
ジェットスターの「ビジネスクラス」設定は日本豪州線だと親会社カンタス航空やJALといったFSCのコードも載ってるからかと思うんですが、その辺りどうなってるんですかねー。